大寒

しかしまぁ暦というのはよく当たる。大寒は、その名のとおり一番寒い日になった。我が家では去年から使ってなかった灯油ストーブをはじめてつける。凍てつくような冬の日で、神戸でも北区など裏六甲は雪が積もったらしい。こちらは日曜は一日冷たい雨が降った。
この月曜の朝は、曇りで寒空に重い雲がおおっている。冬の朝は防寒をしても足先からしんしんと冷えてくるのだ。天気と同じように先週から重い頭でいつもの道を散歩して頭に新しい空気を入れた。いろいろとうまくいかない時期があり、似合わないウツな気持になり勝ちなになるのを顔見知りの喫茶○のママさんとしゃべって少しグチを言う。ほん手を発送するのにコンビニでメール便で出し、帰りにコピーを追加。寒すぎて、どうもパッパッとできませぬ。郵便で奈良のこのはな文庫さんから大きな封筒で、歌集「ありふれた空」十谷あとり(北冬舎)が入っていた。数日前に、何故か私のところに、このはな文庫さん宛のCDの問い合わせがメールで来てそれを知らせるのに半年ぶりにお話をした。それで歌集を送っていただいたのが、この短歌が読んでみると、すばらしく本人は自費出版でと謙遜されていたが、下手なたとえをするのを許していただけるなら、冬の雲がすこしずつ溶けて澄みきった青空がちらちらと見えているような感じのする歌集。正直なところ、こんなに良いものだと思わなかった(ごめん)どうもありがとう。
昨日は雨の中、いつもの「ブ」だけ車で行き映画を見たばかりの『電車男』を105円で買った。まぁ映画原作ということで資料ですね。映画、意外になかなかよかったと思う。名無しのネットオタクらしい人物がありそうで面白いし。これで催促が来てる映画批評の原稿書けそうだよ。今月もまた締切がやって来るのに、まるでまだ書けまへん。気がつくと、蒲団に入って知らぬ間に寝ているし・・・。今日もも少しで仕事に遅刻しそうになった。慌てて、用意して仕事場に行ったら15分前で開けてもしばらくは寒すぎて誰も入って来ない。お陰でずっと忙しかったのが今日はマシで残業しないで帰れる。夕食は、あったかシチューと白身魚のあんかけ。