りーちでお茶

nae586252008-01-13

三連休の中日、今日もかなり寒い日。明日は成人式だなぁ、子どもも20歳なっちまったよ。一応、振袖を一式用意して美容院も予約するが、この着物が大変だった。自前(私のだけど)だとこまごました物がうんざりするほど多く、祖母も家に来て全部あるか見にきてシワも伸ばしておかないとと実家に持ってかえり広げていたり、それを当日の朝また取りに行ったり、ほんまに女の子の振袖ってなんでこんなに大変なんだろ。前に出てきた、上村松園の息子さん上村松こう(竹冠に皇)絵柄作の箱入りの帯も母親に承諾を得てそれをしめて着せることにする。これで宝が少し生きたわけね。明日がとっとと終わってくれるのを待つばかり。本人は着物着て行くだけで気楽なもんだが、親は大変だよ。
日曜は、大阪梅田の阪神百貨店である古書市へふらふらと出ていく。あまり広くないスペースに古書が売られている。そこに上村松園画集が立派な箱入りでありバカッと中を出して見ると、すごく良くあらためて松園のすごさを思う。なんだか帯のことから、この人の絵に近いなぁ。『序の舞』の映画はいただけなかったけど。画集は8000円でおまけに重く、かなり悩むが一応やめておく。出店がりーちで阪神を出て紀伊国屋をのぞいて歩いていると古書のまちまで行き、なんとなく、りーちあーとの前に来たら社長の廣岡さんが見えて、中に入りごあいさつをするとお茶とお菓子を出してもらった。恐縮しながらいただき、社長のお話を聞いた。ほんの手帖展をすることを話しお客さんが来られたので失礼する。何も買わないのにな。阪神古書市はお客さんが少ないらしい。ぶらぶらと冬の大阪をまた歩いて、お初天神へ行きお参りをした。

 成人式の日記http://www.ccn2.aitai.ne.jp/~hanabi/kazumasa/seijinsikinonikki.html
こんなのを偶然見つける。ほんとの詩には誰も勝てない、ジンと来たな。
20歳を迎える若い人達へ、おめでとう。成人式なんて行かなくたってどうってことないんだよ。