つのぶえと車谷長吉

nae586252008-01-04

今日は元町へひとりで出たら、また新年早々ショックなニュースを聞いた。つのぶえ(古書店)がずっと営業していた元町のビル二階の店を閉めて長田区へ移転。キリスト教の本が主に置いてるけど、なかなか古本で面白いのがあってよかった。去年末に閉店したとアズマさんから聞き、しばしボー然。ここは「波」(新潮社PR誌)に車谷長吉さんが、元町の料亭で下働していた頃に行って古本を買ったことを書いていた。行った人はわかるが、あの営業的でない本に埋もれた時間が遅くなったような店の感じがよくわかる文に作家の目を感じたな。しかし書店の閉める移転するの報せは今年になっても続きそうで、いやだなぁ。
その車谷さんから今年も年賀状が届いた。今年は、二句並べて書かれていて少し或る意味をひっかけてある。キーワードは田舎かな。ありがとうございます。
元町へ行く前に、用があり大阪へ先に行った。天三の共同ビル二階にある矢野書房へやっと行き、本を納品した。年末に行こうと思いつつ多忙で時間が取れず行けなかったので気になっていたのだ。矢野さんは不在だったけど厚生書店(共同で店をしている)さんが店におり話もついて本を置いてくる。商店街の矢野書店は兄弟でされてるとか。或る人から、すすめられていた天五書店へも行ってみるけどまだ開いておらず入口だけ見て引き返す。なんだか良い感じが外までしたので残念。ここは天四だと言う人もいて、どちらかわからなかったけど天五でした。天四書店とエンゼル書房は姉妹店だそうで、天四を英語にしたら、あそうかぁ。てな名前らしい。しらなんだ〜
大阪から神戸に戻ってくると、こう時間が駆け足からやっと普通の歩みになったような気になってホッとする。やっぱり違う土地なのだ。しかしのんびりしてるが、元町商店街ちと元気ないなぁ。