雲遊天下

nae586252007-12-17

今朝は随分と寒い。一気に冬がきちんと来たかな。朝の散歩も寒く手袋が欲しい、公園の桜は枯れ木のように葉を全部落とし枝だけになった。友部正人の文に秋は枯葉が積もり、金持になったような気分になる。ので秋が好き。と言うようなのがあるけど、そうかもしんないな。詩人の心はずっと少年のようなんだろな。
昼前に本屋に行きたくて娘K子さん(絵好きな方)と近くの住吉まで。電車ふたつ乗り大きな書店がある駅前ビルに行った。新刊台を見ても、ノウハウ本新書ばかりで小説ないなぁ。売れてるのは、何かが良くなる売れるできるとか、そんなのばっかり。せちがらいつうかほんまにねぇ。あの手の品のないタイトルどうにかならへんのやろか。ここで「雲遊天下」44号があり欲しかったので買う。長年続いたこの小さな雑誌もこの号で終わりと後記であってさみしい。ホーボー特集があり、しかし書き手が20年以上前からで写真は皆、白髪のおじさんもしくはおじいさんばかりだ。年月が経てば若者も年寄になるのは避けようがない。でも好きな雑誌だけど。見つかってよかった。
新刊で『村上ソングス』とマラソンで走っている本があり、パラッと立ち読みするが私は小説が良い。今、どこにおられるんだろうね村上サン。本屋を出て駅南の古い喫茶店でランチ、ビル内の店は新聞とおしぼりがないし落着かないので苦手なのよ。おまけに高い。銀シャケとコロッケ、サラダ付きランチ600円はなかなか良い、コーヒーもおいしかった。また電車ふたつ乗って帰り、仕事へ行く。そろそろ年末休み前の薬欲しい人が大勢来て合間にインフルエンザの人も来て忙しい。毎年だけどクリスマスもすごく忙しくて残業して一番遅く帰るのでうんざりするのが今年は天皇誕生日が振替で24日になったから休みだ。これこそクリスマスプレゼント。