年末進行

nae586252007-12-13

だんだん今年もカウントダウンが近づいて来たなぁ。今年中にやらねばならない仕事が次第に、あと幾日だよとささやいている。だから年末は嫌いだ。全部できるかなぁ(はぁ)京都へも行く予定だったが、本業の忘年会など時間が早く行く時間がとれない。休みの日が今で全部、忘年会などで埋まってしまった。(野暮用の)
午後、ツタヤで「KANベスト1996」を借りて家で出かけるまで聴く。借りた時に小田和正の新しいCDありますか?と聞いたら店員さんが「は?」と、知らなかった。小田さん知らないんだよ。60歳でベスト盤が出て、すごく良いと評判ので別の店員さんが土曜午後に入ります。と教えてくれる。マリンファイブも探したけど、これもなかった。来年二月のKANのコンサート行こうかと思ってるとテレビで昔「愛は勝つ」を歌っているのが出て、思わずカンちゃ〜んと呼んでました。早い話がファンなのです。若い頃は皆そうだが、元気でハンサムだね。
出ていくまで、ひとつ書評を書いた。年に数本しか書かないが少しは報酬があるので本が買える。原稿も今年中に書くのが二本ある。そんなのはとりあえず後回しにして夕方、出ていき友人Mさんと会うが、その前に元町の古本屋に寄った。誰もいないのもあり店主とあれこれしゃべり本を見る。『新開地春秋』上崎哲夫(上崎書店)があり珍しいのもあり買う。神戸ではよく知られている古書店で今はメトロ神戸(地下街)にあるが本文で書かれている古本屋を湊川の露天から始めて朝から深夜まで働き、店を公園前で持ち売れに売れた戦前、戦後の話は少し天牛書店と似てると思う。昔の人は、15歳から仕事詰めで商売を盛りあげた。成功する人は似ているのかな。しかし今のメトロの閑散とした通路のような現状はやっぱり哀しい。あそこで本を見てると、いつもおかしなおっちゃんが寄ってくるのも困るのだ。新開地はかっての繁栄を完全になくしてしまっただろう。私は小学生の頃、よく母親に連れられて新開地の仕立物をする家へ行ったが、子ども心にも芦屋とまったく違う賑やかな街が珍しくよく覚えている。湊川温泉があり大衆演劇があり店が溢れて人もまだ多かった。あの頃に上崎書店もあったのだろう。
六時にMさんと会い、居酒屋で軽く食べて飲んでからルミナリエを歩いて見る。すっかり神戸の年末の風物詩となりつつある電飾のアーチは今年もきれいだった。