本の雑誌ベスト10

12月になると出るベスト、10日発行だから気になっていた雑誌を求めて雨が降ったり止んだりの肌寒い街へ出ていく。元町の新刊書店へ、すぐ「本の雑誌」1月号を手に取るけど、なんとまぁ今年のベスト10まったく知らないつうか読んでない。なんだかどんどん世間と離れていく気がした。一冊ぐらいあってもなぁ・・・
「このミス」もあったが、こちらもまるで知らない。やれやれ。現金で買ってから図書カードを何枚もあるのを思い出す。カフェ・アズマでコーヒーを飲みながら、本の雑誌を読むと中に一冊だけ読んだ本があった。『きみのためのバラ』池澤夏樹は読んだけど、この本はサイン会に行って買った本。池澤さん、ずっと思っていたより感じの良い人だったし思わずお話ができ写真も二人並んで撮ったのだ。本物の作家に出会えるのは嬉しい。
今日はもひとつ発見したのが『古本屋を怒らせる方法』林哲夫に、車谷長吉氏の年賀状のことが出ている。これ私も同じ年賀状をいただいている。(林さんのは知人の持っているコピー)この年は、車谷さんには裁判中でおそらく一生で一番厄年な新年だったろう。それが、あのすごい句になったのだろう。私も読んだ時は、びっくりしたもんな。(どんな句かは本を買ってお読みください(とか)しかし何度も思うけどね、図書館でさがしてないから読めないと言う知人は多いがほんとに化粧品口紅1万円もするのを買うのを8千円にして本買う気がないんかしらと思う。男性なら酒一日飲むのをやめるとか。大きなお世話だろーけど、そこまで本買うのが勿体ないんだろかしら。図書館で借りたら二週間で読めなかったり返したら忘れたりするだろうに。私は図書館が遠いし行って欲しい本がない事の方が多いし、あのヒマそうな昼寝組が椅子占領してるのも嫌なので、全然行かないなぁ。東灘図書館は、本の雑誌置くのやめたり新刊も税金不足で入れなくなった(らしい)あの大勢いる職員減らしたら新刊入れられそうな気もするけど・・・