きみに読む物語

週半ば、借りている映画のDVDをああそうだなぁ。と「きみに読む物語」を朝いちから見はじめると、あっと言う間にひきこまれて朝からかじりついて最後まで見てしまう。途中電話二本、訪問販売がうるさく来たりしたけど全部無視。電話は上の娘が歯医者に行って財布を忘れたから、お金持ってきて〜とかだった。あんたねぇ子どもじゃないんだよ。途中で映画をやめたくなかったのは久しぶり、泣けるねぇ。今年一番の映画になりそうで、年末に書かねばならぬ映画評の原稿これに決める。現実にはないかもしんないが、こんな二人があっても良い。
他にも何本も見て返さないといけないのがあるのだけど、今日は「きみに読む物語」の余韻にひたる。お昼に何故か、ポテトサラダをバターをつけたトーストではさんだのを食べたくなり、昼からじゃがいも茹でるヒマがないので惣菜を買って間にあわせる。買い物もして帰ると、ポストに天牛書店から目録と創業百年記念冊子が届いている。目録って何故か重なるので今月23日からの「モダニズムと装丁」芦屋古書即売会目録も手に入る。どちらも立派なので、これ作るだけでかなりお金掛かってるだろなぁ。天牛書店は天神橋店では100年記念に十二月から全品1割引きセールをするとか。これは行かないとな。モダニズムと装丁目録は写真をふんだんに使ったので、まず目に入ったのが稲垣足穂全集未収録資料の関西学院院報の735000円。思わずケタひとつ間違ってるんじゃないかと疑ったな。足穂14歳の時の多分、初めて世間に出した原稿があるからだろうけど、すごい値だね。明石生まれであり、それこそ関学出の芦屋の金持が買うのだろーか(とか)
しかし23日が、どうしても抜けられない野暮用と重なってしまった。土、日もあるけど行く時は初日の朝なんだよなぁ。う〜む。