中央線 本の散歩

バタバタと東京へ行ってきました。東京駅に着いたら雨でした。とりあえず馴染みの神保町へまっすぐ行き、書肆アクセスへ。雨にもかかわらず沢山のお客さんで畠中さんがレジで忙しくしている最中に、こんにちは。ちょっとびっくり、それからあれこれお客さんの合間にお話してました。二人のツーショットも撮った。こんな時にですが「ほんの日記」は完売。持って帰る積もりが済んで、ちょっと普段よりか本を買った。あんまり邪魔しても悪いので、アクセスを出て雨の中何度も振り返って店を見た。涙雨みたいだ。神保町の古書店をふらふらと見て、時間が迫っていたので御茶ノ水駅に戻り高円寺へ行き、茶房高円寺書林さんへ伺い原田さんとご挨拶する。可愛いブックカフェは原田さんの部屋みたいにセンスが良い感じで、5時からイベントがあるとかで一時間ほど打ち合わせぽい事も入れて話した。何も知らない私は、書店業のプロの方の話を聞いて感心すること多く、終わりに「ほんの手帖展」をしましょうよ。と言っていただいたのはうれしい。でも、今すぐは無理だろなぁ。それと、これを石丸澄子さんが持って来たから行ってらっしゃいよ。と本の散歩展のハガキを渡され、それならとホテルに荷物を置いてから又、中央線に乗りひとりでうろうろしてると、ほんまに私どこいっても違和感ないよなぁ。と言うか、ずっと居る人みたいな気もしてくるね。今日は西荻を散歩してたけど、中央線はすごく楽しい。東京は奥が深いのだ。
本の散歩展をしている会場は神宮のある近くで、野球場が電気をパッと明るく空を照らし野球をしているらしく、ああここが村上春樹さんが好きな神宮球場なのね。とか思う。すこし歩いておしゃれなレストランの二階へ行くと、沢山の人がわいわいといてパーティの最中でうわ、どうしよう。と思った。入ると岡崎武志さん、田村冶芳さんや魚雷さんの姿も見え、とにかくご挨拶した。石丸澄子さんにも初めてお会いできた。壁にずらっと並んだ古書市のポスターを見て、なんだか良いのかいな。と思いながらしっかりワインとビールをいただいてしまう。知ってる人がいてよかった〜と思う。
早めに帰ることにして、高円寺へ戻りホテルで泊まり(余りよく眠れなかった)朝はまだ雨模様で、ゆっくり朝食を食べてから今日も中央線で西荻窪まで。古書店は昼頃開けるので、ぶらぶら歩いて物豆奇だったか古い喫茶店でコーヒーを飲んだ。ジャズがなかなかしぶく流れていて、地図で音羽館がすぐそばなのを見てから行くけど12時なってたがまだ閉まっている。ムナシク看板だけ見て、駅前から北へ行き興居島屋(ごごじまや)へ。この名前、四国の人ならわかる名前。ここも古書店で、すぐ気に入った。ぐるっと棚を見て回り、ハガキセットと石丸さん手製のまねき布を買って、昨日の話を少しした。若い女性のお客さんが何人も居た。ゴゴジマ屋さん、良いな。西荻とか神戸じゃ考えられない路地の奥や端のようなところに、すごい古本屋があるのだ。住みたくなる場所だけど、そのせいか不動産屋もやたら多い。家賃を見ると、阪神間と余り変わらない気がする。でもなぁ、こんなに町に古本屋がない。西荻をうろうろしてたら寝不足や結構前日までの体調不安とかで疲れてきたので、東京駅へ行ってしまった。鞄の中は本でずっしり重い。それと別に家族の土産も買ったので両手に荷物持ってふらふらと新幹線に乗って大阪へ。知らない間に、ぐうと寝ててお陰で少しすっきりした〜。今回も中央線沿線ばかり動いてたなぁ。まぁそんなので相変わらずな感じです。畠中さんに、原田さん他のお会いした皆さんどうもありがとうです。