ささやかな慶事

nae586252007-11-06

月が変わると、なんだかんだ起きるもの。我が家にも、ささやかななんだかんだがあったのだ。昨日の夜、子どもに何度も頼んでいた今朝2時すぎに放映するテレビ「私の名前はキム・サムスン」の録画を娘K子さんが朝、忘れたとあっさり言うのに思わず切れる。何度も頼んで、返事もしてたのに忘れたで済ますのが、腹が立ち朝から怒鳴り声を出した。大体、私は朝は機嫌が悪いのだ。いい加減さになんだか信用していたのを裏きられた思いまでしていた。自分ですりゃ良いんだろけど予約録画できないから頼んでいるんだよ。家人が、それ位でどうこう口をはさむので、こちらにも「うるさい!」と朝から怒鳴る。なんとまぁ。
しかし、それから思わぬ展開つうかプンプンしながら散歩コースの喫茶○で「冬ソナ」ファンで全DVDを貸してくれたママさんに言うと、「〜サムスン」の全DVDを持っているから貸してくれるとか。録画できなかった今朝のも次からもしょうもないケンカをしなくて済んだよ。ママさんは息子さんが誕生日プレゼントにDVDをくれたとかだった。そんなやりとり中に、今度は娘A子さんからメールが入り就職試験に合格した。と連絡が来た。難関のところで半分あきらめていたので、よかったぁ。家に戻り、母親にも電話で知らせる。本人は大学へ行き居らず。夜も演劇の稽古で遅く帰ってきたけど、小さなケーキをお祝いに買った。これでフリーターになる心配はなくなったし、朝のビデオ事件もなんとなくまぁ良いかと思うようになる。しつこいけど、録画をしなかった事よりも、約束をいい加減にして守らなかったことが腹が立った。親子でも信用問題になる(そんなたいそうなと思うだろな)
お昼に雨のふりそうな空の下、出ていきカフェ・アズマへこちらは貸してもらっていた「〜サムスン」一話DVDと巻き寿司を渡す。今度も「きみに読む物語」DVDを借りてしまう。お金以外は気が楽で良いね。今日はサムスンにかき回されてる感じだよ。これがハマるのだなぁ。しばらく映画やドラマ見放題。モトコーを歩いて古本を少し見てから帰り、仕事へ。同僚の先輩の人にだけ娘の就職が決まったと、そっと言うと涙ぐんでよろこんでくれてびっくりした。親でも泣いてないのに、少しじんとなってしまって困った。ずっと学費払ったり試験はらはらしたり愚痴まじりに話してたので、やっとこれから楽になるなぁと言われると、そうだね。と少し今までこの先輩に甘えてなんでもしゃべってたのを改めて思う。できれば先生にも伝えたかったけど、今はできないのが残念というかさびしい。先生もきっとよろこんでくれただろう。急に倒れてからまだお会いしていないな。