ざまーみろな夜

nae586252007-10-11

しかしボクシングのある日は、絶対家人が残業しないで早く帰ってくる。お陰で忙しかった。最後までちろちろ見るが、チャンピオンが防衛、当たり前だ。最終ラウンドでトチ狂ったのか押し倒したり持ち上げたりして減点されインチキ採点でも流石に勝たせられないだろ。ざまーみろと思う。テレビに持ち上げられ負けてる試合を勝ってきたカメダ兄弟も一から出直しだな。テレビってきっと切る時はえげつないだろから。ボクシングは精神も強くないとチャンピオンにはなれないだろ。
それはテレビの話で、めっきり秋らしくなった午後、電話してから大阪の天満へ出かける。乗り換えがないので新しい線で天満宮まで乗るとまた事故で遅れ待たされる。隣でスイミング帰りらしい小学生の男の子がずっとガムをくちゃくちゃ噛んで甘ったるいにおいと音がうるさい。おまけに携帯も出して遅れてると電話してやがる。やっと電車が動き、天神橋の天牛書店へ前に調べていた或るブツを平店長に見せながら店頭で話し。平さんはしゃべり方も大阪のお嬢さんらしい感じなのね。今度、ほんの手帖を店頭に置いてもらえることになった。わ〜い。
お礼にとお菓子も貰ってしまい暗くなりかけた商店街を歩き、地下鉄で梅田へ出て旭屋書店を覗くと『夫婦善哉 完全版』織田作之助(雄松堂)が平積され手にとり買った。この小説で二つ井戸の天牛と出てくるのを読んで気になって調べてみた。その事で大阪へわざわざ仕事が終わってから出ていき天牛のあとに『夫婦善哉』の新刊を見つけるのは、なんか面白い偶然やおまへんか。この小説には続編があったのが見つかって、それと合わせて完全版。
地下街に戻り、阪神デパ地下で夕食のおかずをうろうろ見るけど、どれもおいしそうで夜の弁当も多くこんなの毎日来たら、ご飯作らないだろなぁ。と思う。阪神は特に食材が良い感じで、ひとつずつ選んで詰める寿司やひじきの煮物を買ったが、どれもプロの味でおいしかった〜。たまには、こんなのも楽しいものだす。