トアロードでカクテル

まだまだ昼間は暑いです。朝、晩は涼しく勘違いした朝顔が咲いていた。午前仕事の日で、昼過ぎに終わるとどよんと疲れて一度家に戻り少し寝る。この季節は夏の疲れが出て体がしんどいのだなぁ。
それでも少し寝ると元気になってきて、今週はじめて元町へ出た。本屋も見に寄りあれこれ本を探す。月末近くで少しお客さんも多い。そろそろ原稿も書かねばならぬが、まだ決まらない。カフェ・アズマでアイスコーヒーを飲んでタイガースあかんなぁ。といつもの話し、一度首位になったら気が抜けたように連敗し、でもなんだかこれが阪神だっせ。と言う気もしたり。少し前は弱いのがあたりまえだったかんね。帰り際に預かりモノを頼まれて、そのままトンカ書店へ行くと、入った途端に声をかけられた。目の前に若い可愛い女性がにこにこして立っておられ、天牛書店(天神橋店)の書店員さんだった。「Lマガ」に大きく出ていた平店長の隣に立っていた人。すぐに双子疑惑を言われ、他人です。とか、ここや本マガで天牛書店のことを書かせてもらった文を読んでます。とか。しばらく天牛新一郎さんのことなど聞いたり話が弾む。二つ井戸の天牛書店のことは自分なりに少し力を入れて書いたと思うのだったので、こんな出会いは嬉しい。今度、天神さん古本まつりの日は丁度休みで行けるので、今から楽しみ。
すっかり暗くなったトアロードを歩き、なんだか気分良くて前に前を通ったバーに入ってみた。ビールの後に店員さんとしゃべってると昔、よく飲んだカクテルがあるとかで注文した。それが昔飲んだのと同じで、時間差がちょっと交差するような感じがして、すぐ近くの地下の小さなバーでカクテルを飲んだことを思いだしていた。店を出て、足はその店のあったあたりを歩いているがあった所の古い縦長のビルは跡形もなくどうも駐車場になっているようだ。一階に中華料理屋があり、その手前になんかのアジトみたいな地下に入る階段があったんだよな。今や、さりげに行きたくても小説の中でしかない。