大阪の味

nae586252007-08-26

夏休み最後の日曜日、すごく暑い一日だった。恒例の母親主催の大阪ランチツアーに行った。北新地で電車を降りて第三ビルの三十三階にある「河久」で借景もきれいな外を眺め、ゆったりした席で母、妹、私、娘二人でお昼をいただいた。私はメニューを見て、天ざる定食を注文。天ざる食べるの久しぶりで、おいしかった。お客さんも何度も来てそうな如何にも大阪人らしい人ばかりで、また来ようと言い合う。母等は、三段のお弁当を食べてビール(モルツ)をコップ一杯づつわけあう。
「河久」を出て、私と娘K子さんは本屋方面に行き、母妹等は阪急デパートへ。時間を決めて、別れるのも毎度のこと。私は梅田の旭屋をゆっくり見てまわった。
昨日買った「Lマガジン」に天牛書店も載っているが、某方面で噂になっていた平さんは店長でよく似た感じの女性は働いている書店員さんだ。双子とか言われてたような気がするけど、全くの他人らしいな。お二人とも若くて可愛い女性で、やっぱりねぇ。天牛書店で、以前に日本橋の二つ井戸に天牛書店があったのを知りたかった。二つ井戸とは、今は取り壊されて高速道路の下になったが昔は二つ並んだ井戸があった地名で、その近くに天牛があり織田作之助もよく行ってた。私は、それを確かめたくなって日本橋で生まれて育った人に聞いたことがあったが、子どもの頃日本橋に天牛書店があったし、二つ井戸らしい場所もあったとか。大阪は、古い残しておけば良いのにと思うようなのを、全部こわして新しくビルや道路にしてしまうので、面影というのがないんだよな。
茜屋珈琲店という喫茶店で落ち合い、アイスココアを飲むとこれがまた、すごくおいしい飲み物だった。阪急デパ地下で買った、玉出の木村屋のカップケーキを貰ったが、さっくりしておいしかったのだ。今日は一日、大阪の味めぐり。
(今日の一枚 河久の、天ざる定食)