芥川の原稿

nae586252007-07-11

しかし毎日どんよりした梅雨空。週一ぐらい、すかっと晴れて欲しい。
どうも歩いてると、ふらふらして歩きにくくあれ?と思ってたら耳鳴りがしてきたので、またいつもの病気が出てきたのかとわかる。無理すると、めまいでぐるぐる目が回るので休み休み動くしかない。仕事は休めないので、かなりふらふらしながら見えにくい場所で時おり座らせてもらう。気候が安定しないと、この病気が出てくるのね。
テレビ番組で芥川龍之介のボロボロの原稿が出て売ると幾らになるか、あれこれやっていた。出した人は、50代後半のひとり者で四畳半アパート暮らし30年以上の男性つうのが出て、部屋の中は寝る間もやっとのモノだらけ。古物なら手あたり次第に集めまくっているとかで、その原稿は水に浸かってボロボロで元の字もろくに読めないが、200万(だったと思う)と値がついた。買ったのは古本屋で30万で買ったらしい。本人はもちろん大喜び。芥川の原稿だと、こんな高値がつくんだと言いそうだけど、ちょっとなぁ前に「なんでも鑑定団」ですごく高値がついて、それがインチキだと問題なったし、第一古本屋の人は先に市に出して30万だかで売ってみて売れなかったんじゃないかなと疑りたくなるのだった。テレビって頭から信用できないからね。売った人は特に古本好きそうでもなかったから、テレビで高値をつけられた今に200万で売ったら大儲けて感じだ。
夏の初めになると、恒例、村上春樹本を読みたくなる。最初は『風の歌を聴け』と決まってるが、今年は小説シリーズにちと飽きて、『村上朝日堂』方面を読んでしまう。古本は単行本で持ってるのが多くこんな時は小さい文庫が良いなと思う。梅雨が長いと、しんどい本が読めないし6月から7月は毎年、こうして春樹シリーズになって他の本が読みにくいのだ。

(今日の一枚 ブックオフすぐ横にあった田植えの終わった田。田んぼがあると涼しい)