アン様

nae586252007-05-21

京都へ行かれている晩鮭亭さんから、夜にメール便が届く。おお待っていたCD「和歌集」アン・サリーだ。お願いして送っていただいたので、初アン様のCDをレコード風に言うなら、そっと針を落とす気分でかけて聴いた。ありがとう。大事に聴きます。アフリカの月など、気持の良い歌がセレクトされている。
アン様の年譜を雑誌で読んだことがある、歌手であり看護士をしていて、この前お子さんを出産された。歌う働く母なんて言うと変だけどね。高野文子さんも看護士の資格をとって東京の病院で勤めながらマンガを描いていた時期があった(年譜による)、その頃の体験が「るきさん」の元になってるのかな。
まぁ全く関係ないけど、私も今は病院方面に毎日仕事しているので勝手に親しみを感じたり。他の仕事もしたけど、病院てところは女性が割に男性と同じように仕事ができるので、愛想をしなくて済む。無理やり受付で愛想笑いしたり、女性らしく応対しろとは言われないし、現場でふにゃふにゃしてるより忙しい時は男並に強くならざる負えない時もある。急患で今にも死にそうで倒れてる人目の前で、いやーんこわーいとかやられたら、出ていけと怒鳴られるだけ。先生にも忙しいと、結構きついこと言う時もあるな。そんなのが合ってるんだろね。
今日ははじめて原爆手帳を持ってきた人が来た。長崎で被爆した女性で、手帳をはじめて見た。医療費は無料になるので、いつも持ち歩いているらしい。見た感じでは、全く普通の人と同じで孫のところへ来て風邪をひかれたとか。
病院ネタをすると、今、はしかが東京の大学で集団感染しているとニュースで言う、麻しんのワクチンはお蔭で入ってこない。娘は丁度大学生でその年だけど私は予防接種を受けさせている。親によると、子どもが、はしかになったか覚えていない親も結構いるのだ。大人になってから、伝染ると高熱が続いてしんどいし、病院でやれワクチンだ抗体検査だの来る人が多いけどね、押しかけてもワクチンはないし検査も品切れ状態になっている。神戸でも、多少はいるらしいが、はしかになったら学校へ行ったらいけません。関西に、この馬鹿げた波が来ないよう願うばかりだす。
(今日の一枚 佐野シゲ装丁の唯一持っている本 手前は鉛筆削りのおもちゃ)