中国行きのスロウ・ボート

nae586252007-05-01

連休合間の平日。今日から五月になった。振替休日の月曜は、午後から夏日になり暑くなった。温暖化のせいなのか、日差しが紫外線が多いような気がするな。
それでまた昼から武庫川へぶらぶら出て行き古本を見た。ほんま、他に行くとこないんかいと我ながら思うけど、仕方ない。街の草店頭で加納さんがいつものようにしゃがんで本を見ている。開けたばかりらしく、本を出している間にぼそぼそと話しながら本を見る。『中国行きのスロウ・ボート村上春樹と『アメリカの鱒釣り』フローティガンを抜いて買った。中国とアメリカだって。スロウ・ボートは、出たばかりの頃に買ってたけど今はどこにもない。20年も前に読んだし、殆ど忘れていて初めて読むみたいで夜中まで全部読んでしまう。
今日は仕事がある日で、三日休んで二日仕事してまた四日休みだ。雨がパラパラ降り続き、肌寒い。銀行に学費を半期分振込み蓄えがなくなってすっきりなワケない。帰ると書肆アクセスの畠中さんから「ほんの日記」の清算と明細が届いていて、思わずそんなにほんとに売れたんだろか?としみじみ見直した。ありがたく送金先を書いて返信した。沢山買ってくれた人がいて感謝。
思わぬと言えば、娘A子が連休に大阪で赤テントを観た話をかなり興奮して晩ごはんの時にしゃべってたが、家人が以前東京で赤テントを一度だけ観た話をして、それが天井桟敷だった。まだ唐十郎が若く家人も若かった。
あっと言う間に時間は流れて、なんだか浦島太郎みたいになるのかな。
(今日の一枚 神戸ポートタワー 30年前から変わらない)