古本とジャズ

三月もあと二日、早いですねぇ。三月末は、仕事関係などは一年の〆日で忙しいのだ。台帳替えたりね。会社務めしてた頃は、棚卸してのがあり在庫を全部調べ回り数計算して金額をつけて全部の金額を合計するてのがあり、これがうんざりするほとしんどい。今はしないけど家の申告をするから、やっぱりしんどい。
昨日は、やっと「春の日は過ぎゆく」をビデオで見る。なんでもないようで、最後までじっくり見終わると色々とじんわり来るな。監督がホ・ジノで、なるほどね。イ・ヨンエの本質的な感じを見てるようで、映画評の原稿はこれにした。まだ書いてないけど。しかしツタヤは、かなり韓流映画がある。
今日から午前仕事が続き、朝ゆっくりできずパソコンもできない。いつも日記も朝八時頃更新するので、いつもとリズムが違うとタイミングもずれるのね。まぁ普通の人はそれがあたりまえで仕事されてるんだろけど。朝出で仕事に行くと忙しいと疲れて寝てしまうが今日は、えいやと本を持ち、ほん手の営業しに六甲道へ行った。坂を上り口笛文庫へ。尾内さんがいつものように店におられる。本がすごく増えて山積みなってて思わず古本屋らしくなったね、とか言った。今日は新しく納品させてもらい売れた分の清算もした。営業は苦手だが、まだ古本屋さんはまし。まるで知らない書店に飛び込みとかできないけど。早速、カウンタ前においていただく。ありがとうです。
おまけに四月のサンボーホールである「ひょうご大古本市」(4月13日〜15日)の目録をできたばかりですと一部頂いた。なんとまぁタイミングの良さか、重ね重ね感謝。文庫を一冊買い、口笛文庫の「古本とジャズ」の看板をあとに駅前で休憩し早速、目録を開く。知らない間に新しい古書店の名が幾つかあった。サンボーホールは初日がまた仕事で他も用事があり、かなり時間もなくきついがやはり行きたい古本市。でも目録って欲しい本が余り多いとお金もないのに注文して全部当たって頭抱えそうな悩みもあるだろなぁ。
夕方の薄闇の中、家に帰る。ぼんやり春の宵の匂いがした。春の宵は過ぎゆく。とかね。