読書の腕まえ

nae586252007-03-20

今朝は、すこしばかり寒さはマシ。体も心なし昨日より元気だな。子どもは春休み同然で家でぐだぐだしている。またひとりの時間がなくなるなぁ。
晴れて気持良い空の下、やっと出かけていく。元町のアーモンドの花は八部咲きで一足早いお花見してるよう。海文堂で、山積みの『読書の腕前』岡崎武志光文社新書)をサイン会まで待てずに買う。レジでいつもカバーいらないので平野さんが袋に入れようとする、「あのうカバーしてないと、サイン貰う時にまた買わなくちゃいけないかな」とか笑って言う。そうです、31日(土)はサイン会・トークの日です。今回は仕事も休みにしたから焦らずに行けそう。楽しみだなぁ。
中央カウンタで「早稲田文学WB」9号と「青春と読書」を一部ゲットし、カフェ・アズマでコーヒー飲んでとにかく『読書の腕前』を読む。これはヒットしそうな楽しい話が盛りだくさん。はじめの『桟橋で読書する女』を知らなかったので海外物はすごく強い、東さんに聞くと鼻で笑われた。どこでもある誰でも読める本、らしい・・・あれま、東さんにかかるとね。でも、この本読んでみたいな。楽しみで読む積もりで一気読みはせず、少しずつ読みたい本。
アズマを出て、なんだかそわそわしてまたUターンしうろうろと動き宅急便の店で荷物をひとつ送る。なにやってんだかだけど、思いついた時が送り時なのだ。
家に戻り、久しぶりに元町の老舗菓子屋のカステラを食べながら用意して仕事に行く。昨日は、かなりしんどかったが今日はやはり体調が良い。まだインフルエンザの人が出て、忙しく残業する。帰ると、珍しく母親から電話があった。まるで家にいない不良ばーちゃんだが、たまには窮している娘が心配なるのか。大学の学費いつ払うんやだの聞くので、へっ?となる。まあね、私が学生の頃から親にお金の無心したことがない、旅行も免許も結婚する時も一円も貰ったことがないが、さすがに娘の学費に苦しんで白髪まじりで仕事に毎日行くのを見てると助けたくなるらしい。まぁありがとさん。そういや、『ひとり日和』の吟子さんと母親は同い年だ。それで、吟子さんだけ現実味が薄い感じがしたのかな。
夜は、四人皆揃いトリ肉と白菜とうふ鍋を囲む。夜は寒いので、鍋はあたたかい。