その日ぐらしはパラダイス

やっと日曜日になった。寒さで体が縮こまり、気が付けばフトンに入って寝ている。三月は、忙しすぎたので少しこれから休養する積もりで、ほんの手帖は休みにする。どこかでぼんやりしないと怠け者の私には持続できまへん。いかなごの釘煮もできたので、京都はそれを持って行く予定だけどこのままじゃすごく寒そう。
車谷長吉赤目四十八瀧心中未遂』に京都へ行く場面があり、冬の賀茂川が凍っていたのを見ているのがある。真冬の寒い日は、本当に凍るんだろうな。尼崎のアパートで焼き鳥の串刺ししてる間の休みに京都へ出ていくのがあるのだ。
前にご自宅へ遊びに行った時、錦市場の山椒の佃煮をお土産に持って行き出すと見て、よく知っているような少し複雑な顔をされていた。車谷さんは京都の料亭の下働きもしてた。今もう、あんな小説を読めることもないのかな。
東京にも行けたらなんとか行きたい、深川いっぷくがある。う〜ん今回無理だろなぁ。すみません田村さん。21日に深川で彷書月刊の田村さんのトークと振り市があるのだ。深川は名前しか知らないけど、彷書月刊や他サイトでも告知されてるので、いける人はどうぞ行ってください。何故か、いつも田村さんの出られるイベント都合が合わない日が多いのだ・・・又、終わったらいかなご釘煮送ります(笑)
これも少し久しぶりに車で西宮「ブ」へ皆で行く。六アイの「ブ」は二割引きセールをしてたらしいが、ここはしてない。もうすぐツタヤと合併?するのか同じカードになると張り紙がべたべた貼ってある。ふーん、こうして大きいとこは、どんどん大きくなるんだね。『その日ぐらしはパラダイス』水野阿修羅(ビレッジプレス)を105円で見つけ。釜ヶ崎で二十代から日雇い労働している(今も)エッセイ。実話なので伝わるものあるな。表紙絵を山口ヒロミさんが描いていてこれもすごく良い。レジで秋から金券レシートがなくなるのを知る。
しかし、いい加減春よ来い。寒いぞ。はっぴいえんども歌っているぞ。