収穫

nae586252007-02-08

収穫ても米や野菜ではなく、古本のこと。こんな思わぬ古本ディがあるのだ。
朝は晴れていたのが午後から、どんどん雲が出て心なし頭が重い。シフトで休みになり、土曜に替えて欲しかった。今、別の人が事情で休んだり交代したりが多く言いにくいのよ。どちらにしても仕事が終わってから元町へ行く事に決める。
午後から、ふらっと電車に乗り六甲道でおり今年二回目の口笛文庫へ行った。今日も仲良く二人共店におられる。少し話して本を見てると、一箇所おおっと目が釘付けになった。しゃがみこんで見て一度立ってまた、座って見る。前こんなのあったっけ?と思う本が随分増えていた。
『女たちへのいたみうた』金子光晴『トイレッタ』三宅艶子佐野繁次郎装丁・東郷青児カット)「伊藤整アルバム」「上林暁・外村繁アルバム」(昭和文学全集)
どれも楽しい本ばかりなり。ちょっとふるほんした気がする。早速、駅前の喫茶店でコーヒー飲みながら本を出してにやにやする。気持わるいだろな・・・
『女たちへのいたみうた』は金子光晴の詩集で、最近読んだ中で一番すごかった。「上林・外村アルバム」は全集の付録かもで、林さんが横光利一のを買ってたのと同じシリーズ。『トイレッタ』は、佐野シゲ装丁が一番の理由だけどたのしそう。口笛文庫良いなぁ、またちょくちょく行かねばならぬ。全部で1250円だった。
今にも六甲は雨がふりそうで、足を伸ばすにも気が落ち着かない。傘持って歩くのが嫌いで降ったら濡れるのだ。すこしうろうろして酒屋の友達に五時過ぎにメールし今日ははじめての焼き鳥屋へ行ってビールを飲む。また前のK美ちゃん(どうしたら子ども作れますかって聞いた子ね)も一緒。なかなか安く、つくねや釜めしがおいしい。あれこれしゃべって7時過ぎにお開き。まだ雨はふってない。
帰って、家の夕食はカレーライスと生かつおの刺身、買ったフライドチキンとサラダ。カレーは昼からヒマな娘が作れるよと作ってくれた。なかなかうまい。