立春

この日から暦の上では立春。いつもだけど寒い朝になった。どうも大阪で風邪の菌をもらったようで頭が痛い。あんまり痛いので鎮痛剤と風邪薬を服用する。今日は一日休み。こんな日に具合が悪くなるものなのね。
中之島図書館で思わず、講演が終わってから波屋書房の奥様にあいさつされた。前に見かけたと声をかけていただく。丁度、講演で波屋書房の詳しい話を聞いていた後だったので少し不思議。芝本さんは、波屋書房の番頭さんで宇崎店主が亡くなった後、書店を継がれて今も難波で料理本を中心に元気に営業している。私は織田作之助の本の中に出てくるので行きたくなった。大阪の作家を育てた、とても歴史ある本屋さんで、当時は出版もして才能ある若手の作家の卵の作品を「辻馬車」のような雑誌を発行して育てていた。（受け売り）
上品ななんだか上方婦人のやわらかい笑顔が素敵ですね。林さんは、波屋書房ご夫婦が来られてたの知ってたのかな？　「辻馬車」のことで、今もあるのですか？とお聞きしたら、全然残ってなかったのを古本で一冊だけ見つけて今手元にあるのだとか。

今日は家人の誕生日。だからって特別何するわけでもないけど、結局西宮「ブ」へ行った。ずっと使って古くなっていたお箸とコップを子どもと買いプレゼントする。なんでもこの日は山下達郎、小泉今日子と同じ誕生日らしい。ふーん。