四月並

nae586252007-01-30

どうかしたのかと思うような小春日和と言うには、まぶしすぎる日差しに春通り越して夏日を思う。どうなってんの?四月並の暖かさだとか。こわいね。
春のような気温のせいか、眠くて仕方がない。朝もゆっくり寝たいけど、平日は6時台に起きる。夜になると眠気でぼやーっとする。早くも春眠か。やれやれ。それでなくてもゴロゴロするのが好きなのに、一日ヒマがあると寝ころびそうだ。
さんちかで買った、『なぜ、猫とつきあうのか』吉本隆明を寝ながら読む。こんな猫を飼う日常の話に哲学的なものが入る。猫の本は多いけど、これは結構たのしい。最後に吉本ばななさんが猫を飼う初体験の大きさや本文はインタビュー形式だけど巻末に短い「猫の部分」が文で入ってるのが、やっぱりすごいなぁ。と思わされる。猫って勝手でふらっと好きに出ていったり帰ってきたり、死ぬ時はいなくなってたり面白い動物だね。
猫の話をすると、たくさんあるもんだけど仕事場の同僚も猫を飼ってる人が二人いる。その二人とも猫にヒモをつけて外に出れなくしてるとか。理由は逃げて帰って来ないかららしい。聞いて、なんとも人間のエゴでんなぁ。と思った。いなくなって夜中も捜しまわって瀕死の猫をそっとしておいてやれば良いのに大騒ぎしてまた連れてかえって結局死んだ猫の話もよく聞く。飼ってると愛情がつくのは判るけど、人間じゃないのだ。猫には猫の生き方があるってものよ。
私は結婚する前に一匹だけ猫を家で飼っていた。茶のブチ猫で、子猫の時捨てられてたのを見つけて、可愛いので家ですこしミルクやったりしたらそのまま飼い猫になった。父親がペットを飼わないといつも言ってたのに、茶(猫の名前)を見てると可愛くなったらしく珍しく捨ててこい。と言わなかった。6年ほど生きて、病気で死ぬまで家族みたいに同じように居た。それでも人の都合で部屋に入らないよう昼間誰もいない時は暗い廊下でドアを閉められたり可哀想なことも度々あった。
ひとりでぼんやりリビングに居る時に、茶がそばで顔をこすりつけたりしてくるとホッとしたな。猫はいやしですねぇ。
昼寝しそうになりうとうとしてるのを又無理矢理起きて、仕事に行く。間はヒマなのに閉める間際にバタバタと入ってきて、残業する。今日は娘が晩ご飯を作るとかで少しラク