ボロ家の春秋

nae586252007-01-22

朝から小春日和のような暖かい日。もう春が来るのかなぁと思わせるお日様がまぶしい。
やっと去年12月16日に注文していた『ボロ家の春秋』梅崎春生講談社文芸文庫)が届いたと、Fおか店長からメールが来る。丸一ヶ月待った。年末年始はさんでたので遅くなったとか、ふーん。ちと風邪ぽくしんどかったが本も見たいし元町へ行き、とにかく本を受け取る。この本、どうして客注して欲しかったかと言うと年末に某ベストで町田康がおすすめで書いてて読みたくなった。読んでみて、素晴らしい文章にホレボレする。永井龍雄とまた少し違う文章の名手だね。文芸文庫は単行本が買える値段だけど、待って買った甲斐があった。ベストで知って買った本は、これ一冊だけ。
10日ぶりにカフェ・アズマでコーヒーを飲む。先週は行けなかったな。母方の京都から送ってきたお米を3合持ってきたので渡すと、随分うれしそうだった。そういえば家まだ炊いてないな。「青春と読書」「本の窓」2月号をゲットしたのをパラパラ読み、スボーツ新聞を読んでたらダイエットに効くとかで納豆が売り切れ(近所も売り切れだった)のテレビ番組が下請けの下請けに仕事させて、検体も取ってるのに全く検査せず外国の大学の先生の話も作り、ようするに納豆ダイエットを先に決めて検査したフリ、教授が話したフリの作り話だった。しかしひどい話。最低、検査ぐらいちゃんとしとけばまだ結果があれば救いがありそうなのに。私は納豆食べれないのでまるで関係なかったが、なんでもダイエットと言うと飛びつく女性心理を利用して当たってしまい、墓穴を掘ってしまった例だろね。でもさ、この納豆食べて健康なってデブがましになるのは、ちゃんとテストしてればある程度効果あると思うけど。
アズマを出てモトコーを少し歩いて帰り、仕事に行く前にお腹が減ったのでトーストとコーヒーを飲んで腹ごしらえ。これが太るといわれそうやけど、仕事は動きまわるし夜7時過ぎるのでお腹が減ると動けないのだ。今まで、空腹で困ったことが何回もあって行く前に軽くおやつとコーヒーを摂る。朝出の時は朝ご飯をしっかり食べていくのと同じ。知らぬ間に職場でだんだん好きにやってるので、やりやすくなっている。初めは、3ヶ月で嫌で真剣にやめようか悩んだのに今は仕事がはじまるとしゃきっとして、早く出勤するしえらいものだす。案外、合ってたのかなぁ。
仕事が終わり外は今度は寒い。風が強く吹いている。朝のうちに買い物した材料で鶏唐揚を揚げて、ご飯を炊いてサラダを子どもに作らしてカツオのタタキを出して夕食。仕事が終わっても夕食を作る仕事が休みなくあるので疲れた時は、本当にしんどい。この頃は全部手作りにしろとは家人も流石に自分より遅くへろへろに帰ってきたのを見ると言わなくなった。買ってきた惣菜も文句を言ったが、それならあんた夕食作ってみなはれ。慣れてると言っても、風邪の時に無理して仕事して疲れて何もしたくないのに晩メシ作らんかいと言われるのは、おかしい。前は腹立って我慢してたが今はそんな事言うと、私が怒る。当たり前だ。その分、家人が我慢しだしたのかもしんないけど。