クリスマス・イヴの有馬記念

nae586252006-12-24

しかしクリスマス・イヴの24日は毎年、仕事になりものすごく忙しくてうんざりしていたが、今年は日曜で休み。おまけに昨日は天皇誕生日で祝日で連休だ。こんな年めったにないぞ、ラッキーてな感じ。
クリスマスたって、クリスチャンでもない我が家は特別どうってことないが、せっかく日曜をプレゼントされたしと子どもと二人でイヴの街へ出ていき歩く。なんだかもう終わってしまったような感じすらして、街はもう新年用に衣替えしたそうな雰囲気だね。いつものようにジュンク堂の前で別れて、中に入る。ここのPR誌「書標」を一部貰い、パラッと開くと『早稲田古本屋街』向井透史の「著書を語る」が巻頭だった。はじめて顔を知ったなぁ。そういえば古本屋に奉公する人は新潟から来る人が多いと何かで読んだけど、昔は縁故とか集団就職みたいなので古本屋で働く人も多かったらしい。出久根達郎さんも、そうじゃなかったかな。(茨城だったと思うけど)
神戸の黒木さんは、大分から出てきた時にふらっと降りたのが神戸の元町で古本屋をしたとか聞いたこともある。いろいろ話をお聞きしたのに、かなり忘れてしまったよ。独自の目録を作っていたのを見せてもらったこともあった。黒木書店の跡は、今は新しいマンションになり跡形もないもんね。
ジュン久堂を出て、元町へ歩きいつものマックでお昼を食べるふりをして、またもやJRAへ子には小用と言い走る走る。すぐそこだけど、すごい人で歩きにくい。有馬記念は、今年は買わねばね。と決めてたし、新聞を見て予想もメモしてきた。一直線に馬券を千円買う。ディープインパクトに一点買い。すぐまたマックに戻り、三宮でクリスマスケーキを買い、家に着くと3時過ぎ。おお、有馬記念がはじまるところで、テレビの前に釘付け状態で待つ。結果は、やったぁ大当たり。思わず馬券を見直す。テレビの前で、踊っていたアホがひとり。ぶっちぎり、強い!引退するのが勿体ないよ、ほんと。思わぬクリスマスプレゼントを貰った気分で、それからキゲンが良い。クリスマスったって、年とるにつれお金の悩みばかり多くなりうんざりする事の方が多くて、苦しみますと言いたくなることの方が多いんだけど、不思議とこんな助けられる日でもあるんだよね。
いつものように夜は家族で、クリームシチューとチキンの唐揚げとパンの夕食を食べてテレビで「M−1グランプリ」を見る。