ルミナリエ

nae586252006-12-15

神戸は、ルミナリエの真っ最中だけど今週は雨の日が続き寒いし、人出が悪いらしい。そんな日の方が見やすくて良いかもだけど、私は来週友人と二人で行く予定なので、やはり晴れて欲しいのだな。いろいろ苦情もあるけど、歩いてみると綺麗で好きだ。人が多すぎるだけ。
雨降りでも、仕事は連日いそがしいし残業続きで、木曜はちょっとビールでも飲んでみたいねと、ビール友達のSさんにメールして深江駅前の「二の酉」という居酒屋で会いお疲れのビールを飲むと、うまい。雨の日なのに年末の忘年会らしい客で多い。一緒に来たSさんの同僚のKさんは、ご主人の転勤で東京の小平から神戸に来たとかで、おお小平は家人が某M美大にいた時から、かれこれ10年住んだ所で私も結婚すぐに一度行った。20年は前だったけど、まだ武蔵野の自然がある感じで玉川上水の雑木林の間の道を歩いて、ここが太宰が入水自殺したとこかぁ。と思ったり東京て広いんだね、こんな田舎もそうなんだとか(神戸の方が都会だった)畑を見ながらM美の寮にまだ住んでいる今も絵を描いている親友の部屋に行ったら、なんでもなく普通に、やあ。てな感じで笑っていた井上君の姿とか、小平と聞いただけで出てくる。そんな勝手な感慨を他所に、三人で生ビールで乾杯し一時間ほど飲んでしゃべると、すかっとする。じゃあねと八時前には出てそれぞれの家へ帰っていく。皆、これから家で家族の食事を作るのだ。
今日は本の雑誌を買いに出ていく。近所の本屋には、置いてなく電車に乗らないと売っている本屋がない。10年前から、同じ。すぐに見つけてとにかく買い。港町は、クリスマスの飾り付けをして、それにルミナリエの写真の案内もあちこちにあり、ようやく冬らしい雰囲気が街を包んでいた。神戸は、やはりクリスマスが似合う。時間があれば、そんな風景を見て歩きたいけど今日も仕事がある。南京町入口のカフェでサンドイッチとアイスコーヒーで軽く昼食をし、本の雑誌を読む。恒例のベスト10が出ているが、なんと今年は1冊も読んだ本がない。それもまるで知らない本ばかり。去年は、そこまでひどくなかったよな。これは、どういうことだろうね。まぁいいけど。他の記事も読んでみると、坪内祐三の読書日記で『中公文庫解説総目録』のことで、指摘している。すごいなぁ、こんなのどうして知ってるんだろ。しかし、思い出してみると「本の雑誌」前に買ったの去年の12月だったような気がする・・・とりあえずせめて1位の『一瞬の風になれ』佐藤多佳子は、読もうというか本を手に取ってみよう。段々、世間とズレてんのかもしんないと思うより、元から合ってないのかも。