ドアーズ

nae586252006-12-03

まぁなんでも得意、不得意てのはあるもの。そう思うような日でした。今日は、時間をとにかく区切られて家族がばらばらで出かけたり、かえってきたりで初め予定してた場所へ午後から出かけるハズが、娘が午後2時過ぎにバイトから帰ってくるとかで久しぶりに家族揃って外でお昼を食べようとなり、それじゃあ朝から出て行きまっさと出たは良いけど、行く予定の古本屋は昼になってからおもむろに開けて用意しだすので、着いた頃帰らないといけなくなる。それも困るなぁとふらふらと電車に乗っていつもの元町へ降りると、ふらふらと目の前のJRAに吸い込まれるように入ってしまった。先週、二年ぶりにジャパンカップのG1を獲ったので気をよくして二匹目のどぜうを狙ってしまったのだ。
それから時間は中途半端にあるし、古本屋はまだ開いてないしこれまたいつもの書店に入ると、あるかなと思っていた「ちくま」は無かったが月初めのフリペ等取る。これで知ったが、今度この書店とフリペを編集している小さな会社の共同で冊子を作るらしい。そのタイトルが、なんともベタな名で少し呆れてしまう。も少し神戸らしいついいか、ハイカラな名前にしても良いんじゃないのかと思うけどね。ほんまに出すまでまだわからない。カウンターにいた女性の書店員さんが、見かけないめがねをしてるので、そう言うとコンタクトができずにめがねにしたのだとか。まぁちょっとした事だけど、結構めがねをしてるか、してないかで顔の感じが違うんだな。と思う。ずっとめがねを掛けている人が、急にやめてコンタクトにしたら前のめがねをしてる方が良いと思う人もいる。知ってる人に、近眼でめがねをしてたけど老眼になり見えずらくて、めがねをやめた人が数人おられたが、これが皆、めがねしてる方がなんだか似合っている。たかが、めがねひとつで顔と言うのは感じが違うものなのだ。
私は、めがねなしでは何も見えないのだけど、めがねを掛けると鼻のあたりがうっとおしいしきつい近眼で長い時間してると目が痛くなり、必要な時だけするのだけど最近は、かけてないと本当にぼやっとして大変不便で外に居ると殆どめがねをつけたままでいる。特に本屋にいる間は見えないので、ずっとめがね顔なので、今日めがねをしていた書店員さんに、めがねを外してると今日は、コンタクトですか?と訊かれたことがある。でも、ここだけの話その人は、めがねをしていない方が良い顔に見える。見慣れているせいかもね。前は、人前では私はめがねを外すようにしてたが、それこそこの頃は見えないのもあり、誰と会おうとめがね顔でいるせいか時どき、めがねが似合ってますね。とお世辞かもしんないが言われる。ずっとしてると見慣れるんだよ自分も。それに写真を撮られるのも前は、めがねをしないで写真を撮られてたが、今はどちらでも良い感じ。しかし、ある程度の年齢になった女性は殆ど写真を撮られるのをすごく嫌がる。しわや顔の年齢がはっきり出るせいなんだろうと思うけど、前の忘年会の時にカメラで写そうとしたら、見事に女性は顔を隠したり体を倒して逃げまわっていた。30代後半から60代後半までの女性で、別に気にせず写されてたのは一番若い20代後半の女性と私だけ。そりゃあ写真見て、げんなりするけどそれが本当の姿なんだから逃げたって仕方ないじゃん。と思う私は、やはり少し同年代の女性では変わってんのかなぁ。後は先生は、にこやかな堂々とした笑顔で写っていた。やっぱり腰が据わってるんだろな。
寒くなったけど天気の良い元町通を歩いて、エビアンでコーヒー飲んでからまだ時間がある(二時に帰ると言って出てきた)ので、すぐそこの古本屋の階段を上がると開けたばっかりの様子で、まぁとにかく中で本を見て時間をつぶした。ここで、最近読んでる本にやたら出てくる60年から70年代のロックのグループの名前のことで、知らないのもあり聞いてるが、なんせロックはビートルズとその他少し名前だけとか、有名なローリングストーンズの曲(これも読んでる本に出てきた)とかなんせ殆ど無知と同じ。昨日、丁度読んだところがドアーズの歌のことで、これがなんだかとても聴きたくなるような上手く書いてある。しかし、まるで知らない。その前に読んだクリームなんて、もっと知らないよ。本読んでると、何度も出てくるがいかんせん歌は本では聞きようがないので、気になるとレコード屋に行くしかない。だから、どの本なんだって? そんなのが出てくる現代の本があるのです。黄色い背表紙の文庫ですよ。
やっぱりと言うか、行った先の古本屋さんはとてもよく知ってて、お勧めのアルバムのタイトルも教えてくれた。今度のは、まだ見つかりそうなので捜しやすいかも。古本は幾らでも探し出すけど、レコードはどうも駄目だね。その本の作者は、ものすごいレコードコレクターでもある。この辺で、ははんあいつだな。とわかる人はわかるのね。ちなみに、ドアーズが出てきた章は「ジム・モリソンのための「ソウル・キッチン」という名なのだ。その前のクリームが出てきたのは私が下だけ先に読んだダンスの本なのよ。(クイズかよ、ここは)
せっかくなので、ここで『悪魔が来たりて笛を吹く横溝正史講談社 全集)100円で、『旅人の木』辻仁成100円、『女のかたち』吉行淳之介350円を買う。競馬で勝ったら、10分の1を本を買おうと思ってたのに、帰って家族全員で今年最後になるかものお昼を食べに行って、ハンバーグランチセットとアイスコーヒー飲んで帰ってニュース見たら、きれいにはずれてた。あれまぁ。