訃報二人

nae586252006-11-27

しかしジャパン・カップすごかったですねぇ。ディープインパクトぶっちぎりの直線一気抜き、見ててこれだぁ!と思わず叫びそうになるような、王者の走り見せつけてくれた。ふっふっふ、そうなのだこの日、偶然買いにいける事になり予定外で買ったのだ。久しぶりに快勝だよ。今年(去年も)はじめて馬券当てた。これからツキが来そうな予感・・・(なら良いけど)
早くも年末の感のする街は雨で薄暗い。景気が良いとか、ほんまかいなと思うのは私だけだろか。少なくとも本方面は良いとは思えないんだけど銀行や車だけ儲かってんじゃないんかいなと思う。個人的に我が家だけの基準で見ても、ちっとも変わらない。万年金欠状態で家族旅行もいけないし、新しいガス湯沸かし器も買えず冬になると冷たい水で食器を洗う。収入は私がフルで働きだして増えたが、しつこく言ってるが全部学費に回るので、却って生活に余裕はないんだよね。ほんとに景気良いのかなぁ、嘘だろ。と思うんだよね。
仕事場で先生が、灰谷健次郎が亡くなったね。とベテランの同僚のKさんに声をかけていた。聞いてると、灰谷さんはすぐ近くの小学校の教師を長い間していたとか。もう作家になった後だけど子どもも通っていた小学校だ。なので地元の40代の人は灰谷健次郎をよく知っている人が多い。すごく変わった人とか良い先生とか逆のことを言う人もいる。先生はよく知っていて、『兎の眼』の女先生のモデルになったらしい先生の事もいわれていた。私は子ども時代は神戸市ではないから知らないけど。『兎の眼』は映画があり、壇ふみが先生役をしてたな。『太陽の子』も読んだけど、児童文学とは思えない、読んでてひきこまれた。すぐに場所が神戸のK重工近くのアパートがびしびしに建ってるあたりだとわかる。古くからある市場も今もある。現場の上司には嫌がられただろけど、見る目がはじめから違うんだろう。子ども側なんだよ。
最後は『太陽の子』の、ふうちゃんの故郷の沖縄で猟師みたいなことしてたらしい。
もうひとり、まるで世界は違うけど、アニタ・オディが亡くなったのを知る。白人の美人ジャズボーカルで、好きな人だった。少ししゃがれ声でしっとりジャズ歌う。レコードジャケで昔風の大きなスタンドマイクを抱くように歌っている写真がなんともセクシーですごく良いんだよね。どこかにあるんだけど、また歌聴きたくなる。
今年は12月に、ビリージョエルが来る。おじさんになってしまったけどビリージョエルの歌は好きだな。『素顔のままで』が来日するのでラジオで特集で流れてたのを、スイッチを入れたら流れてきて思わず、泣きそうなった。