灘駅周辺

nae586252006-11-12

土曜日に昼寝しすぎて行けなかった、永田収写真展へ朝から行った。家族は、部活にバイトに皆、ばらばらに出かけて行く。18日に大きな近畿総合文化祭らしいのがあり次女がオープニングの演劇に鵺(ぬえ)の役で着ぐるみを着て出る。鵺塚てのが芦屋南にあるそうだけど、そんなの知らないよ。地図で見たら、芦屋川河口付近の橋に、鵺橋というのがある。「鵺の啼く夜は恐ろしい・・・」で知ってるが簡単に言うと幽霊の役らしい。子どもは、何故か長女も演劇をしているが今年は、卒業した六甲の高校がコンクールで近畿大会まで進んだ。これを突破すると全国大会だとか。
今年は、家的には演劇の大きなニュースが多いんだが親はしんどい事が多いのだ。帰りは遅いし、朝は弁当持って6時代に出ていく。私は毎日仕事に行くし、部屋はだんだん散らかっていく。ご飯も手抜きになるしかない。まぁそれもあと一週間なのだ。
写真展の会場は、灘にある小さなオルガン販売が主の店をギャラリーにしているところでしていた。JR灘駅がすぐ北にあり、もうすぐ古い階段や駅舎をこわして新しくするので永田さんが駅の写真を写して展示しているのが、らしいね。生憎、午後から来られるとかで会えなかったが、親しみのある路地の写真が多い。黒猫が飛び出してくる路地の写真が良い。ここで「SANPO」32号を買う。32号に二つ井戸のことが説明してあり、『夫婦善哉』で二つ井戸の天牛書店がよく出てくるのが、どこか知りたかったのが、詳しく書いてある。今は高速の真下で取り壊されたが道頓堀のあたりで、高速道路ができた後もしばらく粟おこしを作るお菓子家さんが跡を保存してたのだとか。大阪って、古い物をバタバタ金儲けのためにつぶすが、これだってきちんと残しておけば良さそうなのに。そんな場所をとるなら例え半坪の土地でも商売するんだよ。水かけ不動さんの入り口など、ピンサロの店が張り出してて情緒がない。
二つ井戸の事は、母親にも聞いたが知らなかった。これも出かけて行った収穫だね。
ギャラリーを出て、三宮へひと駅乗りムジカで休憩する。ここに来るとレシートを20枚ためると、好きな紅茶が一袋もらえるのを前から持ってきてと言われてたのを、やっと持ってきた。私は気に入るとそこばかり行くので、20回ぐらいすぐに行くのだ。帰る時に、好きなの選んでくださいとズラズラッと並んでいる紅茶を眺めて、アフタヌーンブレンドを選ぶ。これで午後の紅茶をしばらく飲もう。