めまいのような散歩

どうもしんどいなぁと思う日が続きながらも、うろうろ古本市へ行ったり新幹線の切符を買ったついでに、本屋へ寄ったり、コーヒー飲んだりして仕事に行った。10月から一斉に医療関係は領収書を発行することになり、仕事場もずっとその為の機械が入り、バタバタしてると、めまいがぐらぐらっと来て、うわっどないしよ。と思いながら、帰るにも帰れず休めずふらふらしながら、こっそり薬を飲みなんとか最後まで仕事するけど、夜もぐらぐらで火曜日も、朝からふらふらする。困ったなぁ、病欠したことないし休めないのにと思いながら、どこかで何をそんなに頑張ってるんだろう。と自分がおかしくなる。仕事中に倒れたって誰もほめてくれないのにね。
それでも午前11時半まで様子見てたが、まるでめまいが良くならないので、こんな時だけいつも駆け込む近所の医院へ閉まる10分前に入り、こうこうでしかじかなので、出来たらめまいが消える点滴でもして欲しいけど、それはしないで薬をあれこれ出して貰う。その後、北海道から手紙で「ほんの日記」の注文と「ほんの手帖」のバックナンバが欲しいと現金先送りで届き、気になるので残っている、ほん手を全部入れて郵便局で送る。とにかく、今のしんどい症状を話してなんとかしたかった。本当に具合が悪い時に仕事場では言いにくい。元気そうにしてしまうもんだしね。
郵便を送って、お昼にうどんとおにぎりの定食を、いつもの店で食べ薬を出して飲んでいると、店のおばさんが目ざとく見つけて声を掛けられた。なんと五年も前にやはり、めまいで別の病院で偶然待合室で一緒で話した事を覚えていて、めまいの薬?と言われた。おそるべし、うどん屋のおばさん。
とにかく一日三回、薬を飲んで夜中に目が覚めるので、神経安定剤ももらいこれでなんとかマシになるだろと、その日も大分しんどかったが、月曜ほど頭がぐらぐらせずなんとか仕事をする。家事も、しんどいめまいがするとわざと言いまくると子どもがかなり手つだうようになった。夜も早めに寝てたが、眠れないのでつい枕元の「一冊の本」で「中国の中の村上春樹」を読んでしまった。ここの中国は、今回は台湾で村上ブームがかなり起きているらしい。村上カフェとか、小説に出てくる食べ物飲み物を作って出したりするイベントがあるとか、台湾(中国)は海賊版がかなり横行していて、翻訳もかなりいい加減な本が相当出て売れているらしい。ふーん、中国は他のCDやゲームも海賊版が当たり前のように出て、あまり政府もうるさくないのか正規の商品より、安い海賊版買う人も多いとか。まぁね、日本も一時、ブランド品のコピーが出回った時期があったけど、今はそんなの路ばたで売ったら一遍に摑まる。
モラルだなんだの言ったって、政府の役人がどこかで賄賂が入るのかもしんないし、一斉に逮捕するぐらいに厳しくしないと、海賊版が無くなるわけないと思うけど。
そんなので、眩暈がする頭で活字をよむアホなことしてたが、水曜になってやっと普通ぐらいに、めまいが治った。立ってるだけで、ふらっと前に倒れそうになるのを我慢するのは、やっぱりおかしい。今日は、そんなグチを同僚の年配のKさんに言いながら帰る。本当にあかん時は口に出して言えない。明日は、休みだからホッとする。
休めば良いのに、電話して「休ませてください」と言うのが嫌なんだよ。ガンコって言うのだろね。