新聞と集金

nae586252006-09-17

神戸新聞会館が震災で倒れて、ずっと更地だったのが11年経って新しくなったのを知る。土曜日の夜、出て行く用があり丁度前を通ったので確認したら、ほんとだかなりできあがっていた。完成オープンは10月4日だとかで、前日にお祝いプレオープンの試写会があるそうで、ちょっと声をかけられるが、う〜ん火曜はなぁ。めでたいことでなんとなく参加したい気持もあるけどね。前の新聞会館は、かなり震災前も古い建物で中に映画館があり、大阪だとナビオみたいなビル。中1の時、はじめて自分だけで映画館に入ったのもここで、『ローマの休日』(もちろんリバイバル)を観たな。
しかし、そのあおりだろうけどセンター街の東映会館が閉鎖。ジュンク堂の上のところ、場所的にはこちらの方が良いし、やめたのはやはり客が少ないのが一番なんだろう。神戸も映画館の入れ替わりは、激しい。そういう私も最近は、めっきりごぶさただものね。オープン初日は、きっと大勢の人が来るだろう。神戸新聞に大きく出そうだ。
連休中日、明日は大きな台風が来るとかで朝マックしたついでに神戸へ行く子と車でついていく。今日こそは、古本屋に行かねば。思わぬ来客があったり、公演を観に行ったり全然行けなかったが、今日は溜めていたように歩き回る。神戸からモトコーへ入り、相変わらず、くら〜い高架下を歩いて古本めぐり。いつから、こんなに落ち着くようになったんだろ。あづま書房で、いつものようにからかわれる。でも、おじさんなんだか元気がなかった。その後、ツインズに行くと思わず集金してと言われて納品分全部集金する。ありがとです。しかし、皆さん口から出るのは同じ言葉ばかりで少し深刻な気になった。外は、台風前の蒸し暑さで晴れていて、汗がでた。モトコーを出て、ちょいと新刊を覗いてからお腹が空かないので、お昼はまだにして六甲へ行く。口笛文庫へ、今度はまっすぐ行くと、日曜なので尾内さんが店番しておられあいさつすると、又もや丁度お昼時でコーヒーを出していただく。エスプレッソのおいしいコーヒーで、座りながら古本の話をしていたら、三年ほど前に荻窪へ行き、ささま、音羽館、興居島屋を見て歩いた話を聞く。いいなぁ、また行きたいね。ここでも私が何も言わないのに集金してくださいと言われ、ありがたく集金する。なので口笛文庫には「ほんの日記」置いてます。ここで27日からある天神さんの古本まつりの目録を一冊貰いコーヒーを飲みながら早速、注文する。だって目録は早い方が良いもんね。
そんなので、思わず集金して、そうだ本が出てから一ヶ月経ったんだよなぁ。と改めて思う。皆さん、顔を出すとほら来たみたいな感じだった。まぁ偶然半分だけどちゃんと回れてよかったのだ。時どき、置いてくれと持ってきてそのままほったらかしの人が居るから直販は困るんだ。とか言われる。まぁそうならないよう気つけます。
六甲から帰る頃から、いやな雲が出てきて雨がパラパラする。六甲道駅の北側に前の南天荘書店があったビルの中に、喫茶があり、そこのサンドイッチがすこぶるシンプルなのでおいしくて好きなので、一ヶ月ぶりに食べた。8月の12日に暑い最中に来て、はじめてここでサンドイッチとアイスコーヒーでお昼にした。その時のサンドイッチがおいしくて、それだけ食べに六甲へ行きたくなったもんね。単にいやしいだけなのかも・・・