秋色

nae586252006-09-11

暑さも、今週なってから突然パタとまし。空を見上げると、秋色の青空がある。やっと秋を感じる日が来たんだなぁ。暑すぎる夏も、やっと終わるんだ。ああホッとした。やっぱり夏より秋のほうが好きだね。
東京の友人は今朝9時に車で帰って行った。結局二泊した。日曜は、お盆と正月が一緒に来たのかと思うような新開地のアートビレッジの地下の小ホールで親戚や古い友人が一同になり、あいさつするにも一遍すぎてどうにもならず。ほんま、子どものデビューになる小さな劇を観に来てくれた。私個人は、えらい美人役で赤いミニのドレスを着て出てきた子に、すこしびっくりしたが。いつの間にか、子どもは成長するらしい。それだけ親が年取るんだよな・・・しかし、親の欲目抜きで見てもこの日のA子さんきれいだったなぁ。誰に似たんだか。
その晩は、お祝いも兼ねて近所の阪神側にある炭火焼鳥の居酒屋に皆でいき乾杯し、焼鳥あれこれと一品を頼み二時間ほどいた。家人と友人は、古い美大時代の話をあれこれしゃべっている。友人は、教師をやめて今はひとり暮らしで毎日話し相手もなくすごしているので反動か、とてもよく話す。この店には珍しくホッピーがありこんな時じゃないと飲めることもなさそうなので注文する。三人で黒ホッピーと抜きと言う焼酎だけを三つ、あと氷で聞きながら作り薄いのを飲んでみるけど、あまり私の口には合いません。生ビールの方がおいしいかな。東京の友人は、向こうじゃどんな店にも煮込みがあるのに、ここはない。と言う。関西では煮込みは誰も食べないから。こちらはモツ煮込みは臭うし見た目が悪いし食べる気がしないんだろね。私も臭いがダメだね。東京じゃ、まず煮込みを注文するんだそうで、ないのがすごく残念そうだった。
しかしお客さんが来るだけでも疲れるが、二泊もしたので今日はさすがに車を見送ってから少し寝たな。本屋もいけなかった。石神井書林さんから、丁寧なお葉書をいただく。ほんの日記読みました、おもしろかったです。と書いてある。うわっ(汗)内堀さんが震災後に黒木書店を訪ねたことを田村さんが書いたので送ったのだけど、それだけじゃなく、一番の黒木さんのファンだったと思ったから。内堀さんが訪ねた時、黒木さんはここから西行っても無駄、良い本はここまで。と言われたんだそう。黒木さんなら言うやろな。黒木さんの話は、あれこれと沢山逸話がありそうで、そんな話を聞くのも目の前でまだ生きて店番してるみたいで楽しい。