うれしい予約

nae586252006-07-22

やっと雨が止んで朝から、晴れたと思えば昼からすごい暑さ。雨の日は、涼しいがうっとおしい。晴れると気持良いけど、すごく暑い。どうすりゃいいのか。
そんな訳で、じっとしておれず出かけてゆく。車で野暮用の買い物に先に出たのでJR芦屋駅へ送ってもらうが、チョーひさしぶり。引越する19才まで、私はここの駅から乗り降りしてたのだった。いつの間にか、ツタヤといかりスーパーと和菓子屋等がズラズラと狭い道にできてた。その代り、ずっと地味で小さな喫茶店があったのが、なくなってたしパン屋もなくなっていたなぁ。思えば、これほど変わった駅前も少ないんじゃないだろうか。南側は、許せるとしても北側は以前の駅前を知ってる人には、まるでここはどこ?だもんな。こんな小さな駅に大丸ができて、すぐ山側に大きなショッピングビルが建ち、それなりにこぢんまりして雰囲気のあった芦屋駅前は、さっぱり親しみのないものになっている。二日に一度は立ち寄ってた本屋や、その隣にあったコーヒー屋さん、市場を抜けた先にあった生協スーパーや郵便局も今は皆、統合されてビルの中。竹園旅館は古い一軒屋で、入口に巨人軍の選手が出てくるのを待つファンがいたり、裏口で肉を売ってたのに、これも味気ないホテルだもんね。
まぁ、そんな郷愁とも言えない思い出がちらとよぎりながら電車に乗る。元町のほうがなつかしいよ。新刊書店と古書店のはしご。今日は「青春と読書」と「本の窓」をゲットした。「青春と読書」には西尾維新のインタビューがあるので子どもに後で渡す。マンガ好きの我が子は、西尾維新の大ファンで戯言シリーズを買わされたことがある。今もパソコンの壁紙がそれなのだ。と言っても私は読んだことないけど。
モトコーを歩いて、古書店も見てカフェ・アズマで休憩する。暑いので汗が出て、それだけで気持わるいなぁ。でも今年の夏ばかりは、そう言ってらんないようだ。
家に帰ると、林哲夫さんからお葉書が届いていた。写真を送ったので、お礼ともうすぐ出きる「ほんの日記」の予約だった。そうです、ほんの手帖が30号突破した時に企画した、ほん手別冊「ほんの日記」ができるのをトークイベントの後で知られた。ほんとにできるのかと思ってたけど、なんとか8月はじめには出きるのだった。その話(「ほんの日記」48頁、600円、私家版、仮)を少し知らせたら、予約していただいた訳。う〜ん、心憎いワザじゃない、感謝です。
実は、予約は別にも先に貰っている。それに委託で置かせて下さいと、言われている所もある。ウソみたいだけど、うれしい。ほんとは、出来てから宣伝しようと思ってたけど、これも機会なので今日から知らせよう。