神戸の古本力

nae586252006-07-17

朝から、かなりな雨で、どうかなぁと行くまで内心つかめなかったが杞憂に終わる。そうそう今日は、神戸の古本力と名のついた海文堂での林哲夫さんの『文字力100』出版記念と古本トークイベントがあったのだ。
海の日に、どしゃぶりの雨が降るのも皮肉だよな。と思ったが室内のイベントなので雨は関係ないのも良かったのかな。とにかく2時に5分遅れて二階の旧ギャラリーになるスペースは座る椅子がない満員だった。早くから来ていたお客さんも多いらしく後から椅子を追加して置くほどで、このスペースを再び開廊した記念すべきこけら落としは、大成功なった。すごいね。古本好きな人が沢山集まったのだ。はじめに林さんが挨拶し、北村さん高橋さんが好きな古書店にかけて、とっておきの古本の紹介を3冊披露する。高橋さんの出した古雑誌は見たことない神戸限定の物が多く、終わってから見に行ったら、すでに山本さんがしっかり見ていてさすがだ。トークが終わってから、サイン会となるが、ここも長蛇の列で汗をふきながらサインをするお二人がいる。でも、今日はちょっとないような古本仲間がぞろぞろと揃いなかなか圧巻だな。神戸では、はじめてじゃないかな。それも新刊書店の中なのだ。
サインしている間、街の草の加納さん、口笛文庫の尾内さん、ちょうちょぼっこの可愛い女性と挨拶し、にとべさんと山本善行さんと古本を箪笥の引き出しに入れてるかどうかとアホな話題になったり、キジンキョーの野村さんから秘蔵の日本一高い古本を持っている自慢ネタを楽しく聞いた。他にも幾人もお会いしたけどバタバタしていて余り覚えてないなぁ。
終わってから、街の草さん、ちょうちょぼっこさんとモトコーへ入りツインズとあづま書房へ行くのにお付き合いする。どちらも本が売れないと合言葉のように言ってたが、あづまさんうれしそうだった。長い時間いたいけど、これから打ち上げの松屋へ行くので、先に失礼して走るがとっくに始まっていた。打ち上げも盛況で20人はいた。最後に遅れて入ったので、一番隅の角の席に座ったら扉野さんと隣になる。ビールを飲んで料理も後から、ドンどこ来て登尾さんに声をかけられて席をうつったらFおかさんが、すかさず知らん間に真ん中に座ってしゃべってるとか言われた。ふん、どーせ私は図々しいですよ。ここで今年はじめて鱧の天ぷらを食べる。見渡すと、あれ女性は私だけだ。皆さん、老若男ばかりでなんかしら本とかかわりある人ばかりらしい。海文堂には女性も何人もいたのになぁ。結構、古本系のこんな席に行くと女が私だけって多いんだよな。そうそう岡崎武志さんの時も控え室で話した時もそうだったな。別にええんやけど、古本好きな女性は少ないから古書店に行くと、おじさんから気に入られるとか露骨に言う人もおるけどね、そんなんじゃないだろ。
まぁ脱線しそうなので、とにかく今日は行ってよかったなーと色んな人にお会いできたし、こんなイベントは人が沢山来て成功すると後のビールもうまい訳でめでたいのだ。