思わぬ収穫

nae586252006-07-02

朝は今にも雨が降りそうだったけど、10時ごろから晴れ間も見える。珍しく大学生のA子さんが休みでヒマだとかで、ひさしぶりに一家全員揃って車で朝マックする。
中古のモニターを欲しいと家人が言うので、前に一度行った長田の2号線沿いにできた中古劇場へ、マックを出てから車で行くが、ここなんせ敷地が広い。本はほんの一角だけで、中古品のあらゆる物がある。うろうろ期待せず見てたら男性が熱心にハコを見ていて、よく見ると上段がCD棚とビデオで、下段が中古レコードだった。あれ、「ブ」でレコードとはめずらし。それにジャンク品でオール105円だとか。思わずしゃがみこんでレコード箱4箱を全部端から端まで見てしまう。でも誰かが目ぼしいブツは抜きとった感じがおおいにしたが、昔買ったフォークモノを二枚買う。洋盤は全くナシ。松田聖子の20年前のがやたら多いのは、皆同じだね。CDもカン『ゆっくり風呂につかりたい』を買い、それでも315円。これで、ちょっと聴くモノができたなぁ。私、本は自分が読みたい本しかどんなお宝本でも読みたくないのは買わないことにしてるけど、レコードも同じで自分が聴きたいのしか買わない。でないと、いらないモノが溜まりまくってどうしようもなくなる。自分が欲しくないのまで値うちがあるかもと欲だして買うと、ミイラとりがミイラになる気がするんだよね。でも、また来るたのしみができたわいな。安いと得した気分になるし、CDは良いのだった。
その後も三宮で私と子だけ降りて、ぶらぶら歩く。七夕が近いので商店街に大きな笹飾りがさがっている。ジュンク堂を見てたら紙ふうせんの男の人そっくりの人がいた。本人かな?後藤悦二郎さんだったかな。ここで「本の旅人」をゲットし、地下におりてお昼を食べて、また「ブ」を見た。ここで『コンセント』田口ランディを百均棚で買い。OMMで買ったのも読んでないのに、これも出てすぐ買って一度読んだけど今どこにあるかわからないので二冊目。
帰ると「CABIN」を中尾務さんが送ってくれていて、おおありがたい。評判の随筆「富士の裾野」杉本秀太郎を読んだ、ほんと良い文章だな。全部ざっと読んで松本八郎さんの本を処分した文がすごくて、これも読んでしまう。凄い本の数。本物の本を集める人は最期は本に倒されるんじゃないのだろか。私など、足元どころか遥か下界だが、その方がつぶされずに普通なのかもしんない。でも確実に日々、本は増えてんだけど。
もう7月なってしまった。なんだか今年も終りに近づいていく気がする。ぼんやりしてる間に、なんだか取り残されていくようなどうしようもなさを感じるなー。