ラブホ街で個展

nae586252006-06-25

ついに又、ひとつ年を取る日が来た。おまけに日曜日になったので、家族で夜、スシロー(回転寿司)に行くことに。珍しく子のA子さんも毎晩、劇の大詰めで深夜の帰宅なるのだけど、早く帰るのだそうな。やっぱり雨がふった。
土曜日は、石井一男さんの個展初日でうまい具合に休みなので北野まで行く。朝はさわやかな気持の良い日になり、花でも買って行こうかなぁと思うものの、北野の一流のギャラリーへしょぼい花束持って行ってもなぁと思いやめておく。珍しく須磨へ行く家人と三宮まで車に乗って途中で降りた。ここから歩いてぐるっと山本通りから行くとしっかり道に迷い、ふと気が付くとラブホテルが建ち並んでいる通りに入ってしまう。物陰から、するっと出てくるカップルや入っていく二人連れを否応なく見るけど、おばさん一人でこんなとこ何の用できてるのかねぇ。ギャラリーは、すぐ横の筋にあったのだ。シマダの入口を見てると、石井さんが通ったので声を掛けて半年ぶりかなの出会い。全然変わっておらず、暑いからと中に入り絵をざっと見て、あれこれ話しをする。ほん手33号も渡すと、なえさんは写真が良い。とホメてもらう。前に作った「海辺のピクニック」の絵ハガキセットの写真のことらしい。絵描きさんにホメてもらうと、なんだか本当かなと思うもんな。今回の個展は、一階の方で狭いのもあり小品が多い。一時間ほどの間にも、どんどんお客さんが来る。島田さんも顔を見せに来られて、あいさつをする。下の個展も見てから、写真を撮って出る。後で家に帰ると、石井さんから案内状が届いていた。
ギャラリーを出て、すぐ下にある、にしむら珈琲店に十年以上ぶりに入りケーキとアイスコーヒーを飲む。どちらもおいしかった。ここは新聞もあるし膝掛けを渡してくれたりサービスも良いね。外は暑いけど、坂を降りてせっかくだしサンパルまで歩き、ロードス書房を覗くと、いつの間にかここだけになっていた。間島さんが亡くなり倉地さんもやめたんだ。まぁ広くなって良いかもしんないが。店主が入れ違いに出ていかれる時に、ちらっと顔を拝見する。実は、余りよく知らないのだ。ぐるっと見て、一冊だけ買う。三階のマンヨーも勿論行くが今日は買わず。前の棚のほうが見やすかったよなぁ。その間にも、酒屋の友達からメールが来て夕方、ビール飲もうと言われる。しかし休みの日で誕生日はね、ちと出にくい。それに、原稿がまだ一字もできてない。夜もずっと考えてたが、どないしよ・・・