ブランチとセックス

nae586252006-06-14

なんだか空気がぼわんと膨らんでいるような蒸し暑い日。明日は雨と天気予報は朝からうるさいので、洗濯物をどわっと干す。気圧の変化のせいか、夕方から耳鳴りがする。仕事場へ行くと、今日はしんどい。と言う人が多いな。ご主人のお葬式をして休んでいたKさんが復帰されたら、静かな職場がわいわいと明るくなった。葬式の時に一番、お金にうるさいのは坊さんだそうで何でも現金先払いで、お経一回唱えるだけど○十万。終わっても位牌の戒名をつけるのに、30、50,70万とあるそうな。人の命も金次第でランクがつくんかいな。坊主丸儲け。知り合いに、自分が死んだら海に灰を撒いてくれ。と本気で言ってた人がいるが、それで供養になるならそうしても良いよなぁ。死の商人と同じだね。
『文士の生スダマ』を読んでいたら、読みたくなる本が出てくる。ここの巻頭であった『悲しいだけ』藤枝静男は、ずっと読んでみたかったけど前に、やはり、あづま書房にあって初版本を買った。今日は、森遥子の『東京発千夜一夜』(朝日新聞社)の中の一話「ブランチとセックス」がよかった。朝日新聞夕刊にショートショートを毎夕、書いて全200話あるらしい。毎日、新作を書くんだよ。それも全部が傑作で、その為に心血を注いで命を縮めたのだろう。と車谷長吉は評している。ふーん、森遥子さんの小説は殆ど読んでない。これ、読んでみたいな。
夏になると仕事場では頂き物が増えてくる。表向きはお断りしてるが持って来た人に持って帰れとは先生は言わないので、お礼を言って皆で後で分ける。今日は、わらび餅とりんごシュースを貰ったな。