夫婦善哉

nae586252006-05-06

やっと明日でゴールデンウィークも終りだなぁ。あんまり連休つう気分がなかったような・・・でも金曜だけひとりで遊びに出たのは楽しかった。家族といると、ひとりでウロウロしたくなるし、ひとりでずっと居ると家族と話したくなる(当たり前か)
新刊書で雑誌を見てたら「大阪人」がオダサク特集。大阪の有名な作家だけど私は小説は読みたいのが正直ない。『夫婦善哉』というと、不謹慎かもしんないが映画の方を思い出して森繁が「おばはん、たよりにしてまっせ」て、とこをすぐ連想するもんな。小説読んでる人今そんなにいるのかな?「大阪人」では同級生のお寺の住職をしている人の話で、奥さんが亡くなった時の自分が殺したんや、と号泣した話がホロッとなった。毎夜、終電まで自宅で編集者や友人を招き飲み食いさせて夜中に片付け終わってもオダサクが明け方まで原稿書いた後、寝てから漢字のわからない箇所など空白を奥さんが辞書で調べて穴埋めして朝が来てまた来客や家事をしてたとか。それは過労で早死にもするだろう。夫婦善哉は実話だよ、奥さん頼りすぎ。亡くなってから、そんなの後でどうしてたのか。
大阪の水かけ不動さんのある入口に「夫婦善哉」て名のぜんざい屋さんがある。すごくこってり甘いぜんざいでおいしい。難波に用があり毎月出てた頃、時どきお参りしたな。その頃、右も左もわからないし何かの雑誌で読んで知ってたオダサクがよく食べてた自由軒て古い洋食屋さんも見つけて、名物カレーを食べた。なんともなつかしい店内で真ん中に長いテーブルがあり、相席をするんだね。はじめて食べた時も如何にもなカンカン帽みたいな帽子かぶった開襟シャツ着た大阪人ぽいおじさんと向かい合わせになったの覚えている。時代がちょっと戻ったみたいな気分になるね。名物カレーて、やわらかいドライカレーに生玉子を載せてあるので、結構おいしくて気に入って難波へ出るとよく食べた。でもどうしてか後でトイレに行きたくなるのが困ったけど。
この店の裏あたりに、なんばブックセンターだったか本屋さんがあり大抵行った。ジュンク堂の難波店は大きすぎ明るすぎで落ち着かないけど、こちらは古くて上になるほどのんびりして落ち着いて本が見れた。もう8年以上行ってないなぁ。今もあるのかな・・・
この前、新大阪から梅田で阪神武庫川へ寄り道した時、久し振りに駅のミックスジュースを飲んだ。140円で立ち飲み。これが疲れてる時は、ほんとおいしい。子どもの時から親が大阪から帰る時にいつも飲んでたけど、今も飲んでいる。喫茶店のよりおいしいよね。
なんだか、収拾がつかなくなりそーだな。まぁ大阪人の時は、難波もよく行ったけど今は神戸の人なので、また元町をうろうろしている。どこ行っても浮浪者みたいに落ち着かないのは一生なおらんのだろか。
5日は、祝日なので普段会えない人に何人もばったり会えた。いつも仕事があり時間がないのですれ違いだったけど、何ヶ月ぶりに気の合う人としゃべると楽しい。