鬱の一年

今日から五月、ちょい前はメーデーでデモ行進していた日。でも最近は、ゴールデンウィークの間って感じだけど。私はカレンダー通りなので、仕事だもんね。
おもしろいなぁと、つくづく感じないではおられないので付けておこう。昨日某本マガの原稿用に70年前半の頃の本をちょこちょこ調べていたら、これが止まらない。忘れかけてた記憶も呼び出されて、あれやこれや出てくる。はじめは、ネタがないので71年に見た(多分)「卒業」のことでダラダラと原稿を埋めてたのに、その後に偶然読んだ友部正人の72年の連合赤軍事件のことを書いた詩を、どうしても入れたくなり消して追加した。それで年を間違ってたら、困るなぁ。と『一九七二』が手元に転がっていたので読んでたら、うわっとすごさに己が嫌になったけど、げんこーを兎に角書いてメールで送ってから、夜もいちど読んでいたら吉行淳之介のことがあり、これも71年に少しからんでて私が中学の頃はまった作家が、当の淳ちゃんだから。その中に、知らない本が出ていてまた、そこに某ヌード写真が多数入っている本だとかある。ふーん、72年に出ている吉行本かぁ。ソレは知らなんだ。ちょっと見てみたいな。淳ちゃんは、メグちゃんが好きだったんだろな。(そんな感じがするもんね)
吉行本で二年前ほどに高速長田の「ブ」で『鬱の一年』を百円で買って久し振りに熱が上がってしまい、また立て続きに読んだ。長田の「ブ」は3〜4度しか行ってないんだけど、ここで買った本は不思議に覚えてんだよな。私は家が神戸の東端なので長田は元町より西で、用事でもない限り行かない。はじめて行ったのは西市民病院に知り合いが入院してたので見舞に行った帰りにふらっと入って、へぇここ楽しいね。と思った。『鬱の一年』もその時に買ったのだろう。神戸の西方面に住んでいる知り合いは、よく行ってるな。で、吉行本をその次にほしくなって二度目に行ってその時は何買ったか忘れたけど。東京の知り合いのGさんに、「水虫の本」が何なのかお聞きしたことがあり、その後に教えていただき書名を覚えたものの、未だお目にかかれない。ええ枕が長いけど、思わず72年(?)に出たヌード写真が約三分の一ある吉行本(K・Kベストセラーズ)が、まだ見つけれずにいる某書かな。と一瞬思ったのだった。違ったけど・・・きっとGさんなら知っているだろう。70年代とか言うと、縁のない昔の話と思ってたが中学ごろのことでも、なにかをきっかけに芋づる式様にずるずるつながっている。それに時代的なものが今よりおもしろそうだもんね。
それだけ年くったのかなぁ。