卒業のテーマ

nae586252006-03-24

しかしまた、二日続きでモノがどわっと増えている。とても読めないのは、わかってんのにね、今、買ったのや貰った本やレコードを積んで見て、モノ思ふ・・・アホやなぁ。
昨日は、一日休みだったので前からの予定通り京都へ行く。本屋ともひとつの期待は桜だったけど、まだ全然咲いてなかった。鴨川すぐ手前の高瀬川べりは好きな桜並木があるけど残念やね。また、四月なってから満開の頃、来てやろうと決心する。その鴨川三条の京阪の駅の角にある「ブ」へ、やっと行けたのも本だらけになった理由のひとつ。ここは、赤貧ゴッドハンド様のシマだと噂高いので、どうせ何もないかなぁ。と思ったが、いやいや見て回ると、いつも行く「ブ」と又違う。三階だけを30分以上ウロウロして三冊購入す。315円。そのあと、湯川書房へ行く前に河原町通りにある志津屋のパン屋さんで、あれもこれもおいしそーで買ってしまう。結局、本よりパン代のほうが高くなる。いつもとコースが逆で、どうも三条「ブ」でかなりしんどくなる。寺町へ行くと疲れてきた。コーヒーをスマートで飲んで、4時にいつも乗るJRでなく阪急で神戸へ。これが、すごく混んでて身動きできず、長い時間揺られて酔ってしまい気分が悪い。それを我慢して、なんとか神戸まで帰るが、ここでもどうしても気になることもありパンを持って寄り道したら、六時に帰る積もりが7時になった。でもまぁ、京都からふらふらで行ってよかったかも。
家に着くと8時前で、ああしんど。と倒れるよーに寝たいんだが夕食をつくらねばならぬので、マグロの刺身と鶏肉の塩焼き、サラダとゆで玉子、できたての、いかなごくぎ煮と京の漬物(すぐできるものばっか)を、ババッとテーブルに並べてとにかく夕食にする。ほんま、倒れそうだよ。お風呂に入る前に、もらった「卒業」のシングルのドーナツ版をかけてみた。サイモンとガーファンクルが主題歌を歌った映画、恐ろしいことに1971年発売の年に神戸新聞会館で正月に観たなぁ。コレ、最初に買ったシングルレコードだったのよ。思えばLPを初めて小遣いはたいて買った「元気です」をモトコーの均一台で見つけて思わず買ってしまったことが、プレーヤーを再び買うきっかけなったのよ。輪廻転生て、そんな大袈裟な(笑)だが、なんだか縁を感じるなぁ。
金曜は、素晴らしい快晴で朝からサンボーホールの古本市へ出かけていった。これは二年目で、サンボーホールへ来たのはすごく久し振りで15年ほど来てない。入ると、広いホール内に古本がたっぷりあり、初日の午前中は沢山の人。知り合いにも沢山会う。街の草の台へ行くと、加納さんにお茶しましょうかと、喫茶コーナーでコーヒーとケーキをごちそうになってしまう。お客さんが多いので、どことなく皆うれしそう。喫茶コーナーは、古本関係者ばかりになった。
ウロウロ見て、やっと百円均一コーナーを見つけてここで一番買い。やっぱ百均台が、一番面白いなぁ。ケチなんだろか、わたし。相川コージの「文化人類ぎゃぐ」等4冊買った。あちこち見てる間に、エエジャナイカの北村さんや映画好きのMさんに遭遇。ほん手5部がそれぞれ渡すと、なくなった。ほん手29号、そういや「彷書月刊」で紹介してもらっていた。
サンボーホールを出ると、昨日の疲れもひきずって完璧にスタミナ切れ。おまけに夜中も余り寝れなかったので、それもありへとへと。頭が重く、体もだるい。本の鞄を提げて帰り、袋のまま置いて、15分だけ寝てアリナミンを飲んで仕事に行った。こんな時に限り、忙しいんだが、動いてたらだるいのがマシになる。今日はビール飲んで寝るぞ。
部屋に置いたままの本とレコードとその他雑品もろもろ、また増えてしもうた。どれから読んだら良いのか、考えるのがいやになる。