名もなき孤児たちの墓

nae586252006-03-07

月曜の一日降ってたしょぼい雨が終り、火曜日は気持よく晴れた。腰の痛み(昨日の朝、腰がギクと少しなった)も湿布を当てて寝てたお陰で、マシになる。
それならと昼前に出ていく。この頃、晴れた日は外へ出るようなったなぁ。駅へ行く前に滞納気味の年金を三ヶ月分払い、電車に乗って元町へ。月初めつうても7日も経ってしまったが、いつものブツを取ったり新刊を見てたら、「波」で読んで気になっていた『名もなき孤児たちの墓』中原昌也(新潮社)が新刊台にあり、手にとる。この人、内輪の評判がよく名前をよく聞いてたが、全部読んだのは始めてだ。オビに天才か?の文字がある。私は書評家ではないので、えらそうな事は言えないけど、とても気になる小説家になった。フィーリングで感じる(古いなぁ)タイプなんだろけど、こうゆうのは好きだ。すごい才能だと思う。
表紙の絵がすごく、これも本人のらしいが絵よりも小説の方が好きだね(笑)良く言うとシュール過ぎ、悪く言うとグロテスク(すみません、そのままの感想です)。
ま、これで今日でてきた目的は達成したようなもんだが、本屋をでて角を曲がるとバッタリ背の高い人に出会う。あら〜とか言われて、あらま。ひどい近眼なので目の前に来ないとわからないのよ。そこで、一旦通りすぎ本を読みにいつもの店に入って、サンボーホール古書市の目録を調べて、テレビで阪神楽天のオープン戦を途中までチラチラ見てから駅の方へ戻り、手前で某所によりレコードを一枚受け取る。これが欲しいレコードで詳しく書けないが楽しみなのだった。ここで知らぬ間に話してお茶を飲んでたら、やっぱり出勤時間ギリギリになり一直線に仕事場へ行くことになった。レコードの大きな四角い袋を提げて通用口から入り、そのまま仕事する。あ、「白い巨塔」みれなかったぞ。