本の値段

nae586252006-03-04

カクテイシンコクの計算をしてると、去年の書籍費が明らかになる。ついでに今月は幾ら本買ったのかな、とレシートを計算したら11501円だった。でもレシートを出さない本屋もあったから、も少し多い。一月は14469円。コレも、も少し多い。だから二ヶ月で三万弱、これって多いのかなぁ。私の財布の割合にしたら多いだろな。去年一年分は、12万ほどだった。それもほんとはもっと多い。なんか数字にしたら、意外に少なく感じるけど。本代の計算は、どこで幾ら買ったかレシートを見るとわかるので結構おもしろい。
土曜は、一日快晴で朝から洗濯物をベランダに干して日なたぼっこ。人間も日に当てないとカビがでそうな雨の日が多かった。昼まで家にいてたが、バイトに行く子と一緒にふらふらと散歩に行く。六甲道まで、また口笛文庫へ行った。前は皆でぞろぞろ歩いたので気がつかなかったが、六甲あたりは古い店が多くなかなか面白い。口笛文庫へ行く道は寄り道したい店が沢山あった。すぐに到着して、まず均一台を見てから中に入ると尾内さんが丁度お昼のパンを食べている。今日は、ひとりなのでゆっくり見てまわり『くちぶえサンドイッチ』松浦弥太郎ダイエックス出版)を買った。この人のエッセイというか随筆を某雑誌でたまたま読んで、また読みたかった。あとで、これはとても気に入りの一冊になりそうな感じがした。口笛文庫くちぶえサンドイッチて、おかしい。読んでて何度も「るきさん」と感じが似てるなぁと思う。
少し尾内さんと話をして、今度のサンボーホール古本市の話しで街の草が出店すると知り、え、そうなんだ。と思わずうれしくなる。それなら仕事前でも行かなきゃね。加納さんに会えるのは、うれしい。帰り道に思わず、電話して聞いたが駅のホームでアナウンスがやかましく声がよく聞こえない、あちゃ。サンボーホールは24日からで、もう一日早くしてほしかったなぁ。
昨日は、仕事場の病院で先生が「文藝春秋」三月号を私に、はい。と手渡された。時間の空いた時に芥川賞の話をしていて、私がまだ「沖で待つ」を読んでないと言ったら貸していただいたのだ。それで金曜の夜だし、早く終わったのでまたF家でビールを飲みながら読んでいた。ここのおやじはい、どうもいけすかないが気にしなければ客は少ないし仕事帰りに30分、ビール一杯飲む丁度良い店。一気に読めたが、どうも不完全燃焼気味なものが残る。
最近読んだ、受賞本は『介護入門』が一番良かった。仕事の同僚で小説の、まして一番最近のものの話をするのは先生だけだ。たまにしてもマンガかミステリか韓流ドラマかで、それに買って読んだ人は誰もいない。おばさんは、ケチだなぁ。と思うのに本を買わないのもある。それでも一番の上司が本の話ができるのは、私にはラッキーなんだろう。まぁ自分の給料と照らして本代が占める割合を考えると、やっぱ多すぎるだろな。それも全部、読めないのにね。
お風呂に入ってる時に思い出した、去年は湯川書房で38000円の本を夏に買ったから約16万が本代だ。勿論、今まで買った本で一番高い本。やっぱアホだす。