月曜日の悲しみ

nae586252006-02-20

土曜はサイン会、日曜も大阪へ母親、妹と会い西梅田劇団四季のあるビル内の「笹」で懐石風ランチを食べた。妹は震災後にひとりで桜ノ宮でアパート暮らしをしているので、年数回こうして用があると大阪で会う。「笹」は、まぁまぁの料理だが、気取った店で式用のカッコして来いとのお達しで、肩がこる。三年前に姫路の某パーティで来た黒の上下とコートで、そのあと天六から歩いて、大阪色濃い商店街をずーっと歩き、着替え持ってきてジーパンはけば良かったと後悔した。
ここは子どもの頃、親戚がいて何度も来て見覚えがあった。おばあちゃんが信仰してた某宗派の教会があり、そこが天三でお参りしてから、ぞろぞろと商店街を歩いてお墓のある長柄まで行ったんだよ。余り変ってない気がする。その頃は、皆で歩いてたので本屋へ行くなど全然できなかった。この日も連れはいるが、数軒古本屋で止まり、ひとり中へ入る。素通りなんかできるかいな、勿体ない。天牛書店を二度目に入ったり、扇町にあるらしい古書店も行きたかったが、わからず。西日本書店の隣にある喫茶店でケーキセットを食べて休憩する。梅田は外向きだけど、この天神橋筋は内向き?天満駅から電車乗って芦屋まで帰ったなぁ。ごちゃごちゃしてるけど、楽しいとこ。
娘は日曜から卒業旅行へ沖縄へいった。なので月曜は、ひさしぶりに一人で一日のんびりできる。また雨が降り、それも結構激しい雨で、用はあったが出かける気がまた雨で失せる。
午前中にデジカメから写真プリントをして買い物をして帰り、あとは家で寝転びながらラジオをかけて本を読んでいた。彷徨舎の田村さんからメールが来て、そのあと某所にヒマなので少し電話したら、思わぬことを勧められびっくり。サイン会の写真を送ろうかな、と思うけどめんどうになり、明日以降にした。また、ブツを原稿を作らねばならぬ。遅筆な上、できないと気になるので、段々モノ書くのが月末が近くなると物憂くなってくるのだ。それに、ぎりぎりにならないと書きはじめられない性格のせいもあるんだろなぁ。
午後にメールだけ見ると、林さんからあり、それを読んで思わずどしゃぶりの中にいるような気持になった。林さんが、何故、遠出しにくいのか知ったが、文中で当人の悲しみいかばかりや。と思うと、こちらまで伝わってきたみたいに思わず泣きそうになった。
それで、なんとなく久しぶりにメールしようかな。と思ったが、メール文を打つことを思っていると、ポロポロ目から溢れてくるものあり、これもやめてしまった。月曜日は悲しい。