インフルエンザ

nae586252006-01-28

旧正月になる春節祭が明日。いつも楽しみに元町へほいほい行って南京街で獅子舞をみたり子どもと歩くのに、今年はとても寒くて、今週はカゼをひいてなかなかすっきりしない。職場柄、病気になってもおかしくないけどインフルエンザになると、やはりなかなか厄介で、今度はどうもそれ系かも。
去年も二月の一番ピークの頃に、疲れて仕方ない時にウィルスにやられて苦しんだ。替わりの人がいないので無理して仕事したら余計ひどくなって土曜まで仕事で手が注射のあとだらけになり、ふらふらで歩けなくなった時、諦めて休むと電話したのを思い出すね。あれほどひどくないし、まだ休んでないが似てるなぁ。インフルエンザ菌と普通のカゼ菌では体に来た時の感じが違うのよ。
それなのに、さんちか古書即売会に行ってしまったのも悪化させた。おまけに、楽しみにして行った期待を見事に裏切られて、まだ並びの福家書店の方が読めるのがあったほどで、なんじゃこれは。と出た時は足元ふらふらで頭はカッカ。さんちかでは、来てる人は年配の男性ばかりで若い人が殆どおらず、それに女性は見渡したら私ひとりだけ。つまりじーさまばっかり杖をついてうろうろしていたのだ。こんな光景は京都や大阪ではないから、やっぱり神戸の古書市の貧しさの現われかなぁ。女性の客が私だけって、おかしいよ多分。
そのあと、次第にカゼの症状がひどくなってきたがこのまま帰るのも納得できない気分で、さりとてモトコーを歩く気力がない。せめて一軒は古本を見たいしと、目の前を通った、ちんき堂へふらっと入ってみると、これがまぁヒマな時間で店主はお弁当を広げて食べるところで、お茶をついでにいれて出していただいたのもあり気が付けば二時間ほどいた。その間、あれこれ覚えてないような古本からみの話しや大阪の天牛書店絶版文庫の見つけ方などから、子どもの頃創刊号から溜めていた「少年サンデー」の山を或る日、帰ってきたら母親が引越しで整理するのに要らないからと捨ててた逸話など(その時のこしたのが夏目漱石や芥川全集だけだった)、まぁね私も嫌いじゃない話題だしいくらでもしゃべることはあるが、二時間もいてお客も来ず座ってお茶飲んでるとは思わなかったよ。それに買ったのが、さんちかと同じ、吾妻ひでおのマンガ一冊200円だもの。この日は、古書市だしってんで財布には一万円札が何枚か入ってたし、ちょっと間違いもあり手元にポケットマネーがあったのだ。だから、余計買う本がなくて腹が立ってた。
ちんき堂を出て、流石にトイレに行きたくなり駅の中にあるトイレに入ったので、何処にも寄らず、この日使ったのは本二冊500円だけ。翌日は給料日だったから、普通ならほいほい又元町へ出て本買ってんだけど、帰った夜から明らかにカゼの本腰状態でやばくなる。仕事を休めないから、無理できず大事な用で近所の銀行へ行っただけで家で寝ていたが、インフルエンザらしく治りが悪い。寒気がして頭が痛いし、足に力が入らず。土曜も、こんな日に限っての朝から仕事。私って、変なとこ勤勉なのかも。休みますって言えば良いのに言いたくないから仕事に行ってしまう。お陰で、給料袋はコーヒー代に千円抜いただけで、殆ど手付かず。カゼひくとお金が残るのだ。