晴れ時どきBOOK・OFF

nae586252006-01-24

思い立ったらすぐ。てな感じでデジカメの写真をまとめて手製ブックの元をあれこれ選んだり、コピーしたり。こんなのしてる時が一番楽しい。でも印刷するとカラー写真てすごく高いんだよなぁ、はぁ。幾ら手製でもコピーて訳にはいかんし、パソコンで作るほどの技量はなし。なんてところで壁に当たる。情けないほど今は金欠なので、五月まで印刷できない。それまで原稿を揃えよか。熱のある時にドドッとしたくなるが、それだけじゃモノはできないのだ。
そんなので珍しくカメラ熱がすこし起きてバッグに入れて出ていく。日曜は朝は快晴ですごく良い天気だった。二週間ぶりに西宮「ブ」へ。大分、顔を覚えた店員さんもいる。時どき私がうろうろ本見てたりレジで買ってると、知ってるように顔を見られることがあるけど、まさかね。「ブ」の人が読んでたりしてね。二週間も空くと、うずうずしてくるが最近は休日のオフ通いは楽しみに完璧なっている。古本屋とまた違う、空間が広いので気楽に見て回れるし日当たりがよく、晴れた日に表の自販機で缶コーヒーを飲んでぼんやり空を眺める時間も、隠れた楽しみになってる。ささやかな幸せ、に近いものあるんだよね。一歩入れば本がどっさり、外は広いスペースがありお日様がきらきら。ここは広いのだ。
この日は午後から別に出かけて元町へも行った。古本めぐりができたけど午後は雲が出て寒くなった。本は最近にしたら、収穫が多かったな。五冊は買った(私にしたら多い)すぐ本が溜まって置き場所に困るので、なるだけほいほい買わないようにしてるけど見ると欲しくなる。何処に何があるか今までほぼ覚えていて捜す時に目ぼしつけて捜すと大抵出てくるけど、あまりに多いと覚えきれなくて無秩序に積みあげることになるのでそれも嫌なんだよねぇ。整理するのは好きなので、積みなおしとかしてる時に本の場所を覚えてるんだが、段々自信がなくなってくるのは、老化のはじまりか。それとも皆さん諦めてんだろか。
しかしあんまり寒すぎると、暖房のない古本屋へ足が向かなくなるな。寒風吹きすさぶ零下に近い店でふるえながら風邪ひきそうになって行く気力がない。真冬は足が遠のくから余計本が売れないかも知れない。「ブ」は暖房冷房はケチらないから足が向く。
帰る時は、ぼたん雪が降っていた。風邪ひきそうになりエビアンでホットコーヒーを飲んで温まり「面白半分」を読んでいた。仕事にまた一週間行くので、風邪をひきたくない。一時間ほどで家に戻り、夜は『最後の瞬間のすごく大きな変化』グレイス・ヘイリーを枕スタンドをつけて、しみじみよむ。これ、新刊の時に買ってたが今はなく古本の文庫で200円で又買ったのだ。新刊の時にとばし読みしかしてなかったので今の方がじっくり良い。冬の夜に寝ながら読むのに、とても良い。寒い日は外に出たくなくなる。風邪もひきそうだし、こたつで読書。