新年おめでとう

nae586252006-01-01

昨年は、思えば新しい仕事と遊びをいかにこなすか。と、ひたすら学費の調達に追われていたよーな一年だった気がするなぁ。
今年もバタバタとして明けましたが、ほんとは新年とか関係なくただ日付が変るだけと思いたい。いつか、そうなるんだろか。
それでも元日の朝にきれいに掃除された部屋で、お雑煮を作りお節の重箱を広げて、家族で揃いおめでとうを言い合うのは、新しい年明けの気分が良いものはある。ずっと子どもの頃から、そうやって新年を迎えてきたので、そうしないと正月て気持にならないんだよね。おまけに天気予報では曇りだったのに、朝からきれいな快晴で温かな日だった。天の神さまが笑っているようだった。
お雑煮を食べてから、おもむろに車で、西宮のえべっさんへ初詣に行き、おみくじをひき、帰りにカステラ焼きを歩きながら食べて、今度は神戸の実家へ皆で年始に行く。ここで、親兄弟と子の総勢11人で、おめでとうございますと挨拶して子等にお年玉をあげて、すき焼きを皆で作って食べるのが、ずっと続けてきたお正月の年始。この日だけは、家人も実家で父や弟と酒を飲み話をする。食べてしまうと退屈でどこか行きたくなるが、元旦はどこも閉まっていて、子どもの頃なら凧上げや羽つきをしてた(ほんとだよ)り、歌留多もしたりしたが今はゲーム時代で誰もしなくなった。3時半ごろに浜手のワーフは開いてるからと妹等が買い物に行くと出て行く時に一緒に帰る。これで年始の行事も終りだ。
西宮でえべっさんの近くにある道で偶然、古本屋を見つけてしかも開いていた。ここが、なかなか良い店で思わず中につかつかと入り、棚を見ていて『百鬼園先生言行録』内田百聞(六興出版)と『ゴハンの丸かじり』東海林さだお朝日新聞社)を、初古本買い。家人にそれ幾らや?と本代を聞かれるが、私の働いたお金で買ってんだようるさいよと返事せず。
仕事したら、これが言えるんだもんね。まぁ元旦に古本屋にいけるとは、めでたい。
夜は、お節の残りとハムエッグ、マグロ刺身ときゅうりの漬物、ご飯、ビールコップ一杯で夕食を皆で食べながら、隠し芸東西合戦をテレビで見る。夜、寝ようかなと思ったら教育で落語で前の、円鏡、今は橘家円蔵が粋な黒の着物姿で落語をやってた。おお、これが上手いの。最近のをきいたことなかったんだが、上手くなった。ベテランの味だね。嬉しく手、最後まで聞いてから寝る。