雪景色

nae586252005-12-22

朝から、ものすごい雪がふりだしたと思ったら、あれよあれよと言う間に積もって一面の雪景色だ。こんなに積もったのは私の乏しい記憶でもないなぁと思ってたら、ものすごく珍しいらしいと夕刊に出ていた。しかし今日は、年末最後の自由な休みで京都方面になんとしても行かないとと思うものの、お昼前になんとか晴れてきたのでえいやっと電車に乗ってみるが鈍行で超満員で、快速は走ってないとか。その時点で諦めて大阪で下車するが,結局夕方、三月書房に電話すると宍戸恭一さんは雪で休んだとかだった。ホッとした。約束があって、どないしても行かないと気になってたが居られないなら仕方がないもんね。ほんの手帖は、後で郵送しよう。
大阪で、旭屋にとりあえず入り、ぐるっと見て回る。「群像」にカウブックスの店主の人が随筆の古書のことでエッセイ(随筆?)を書いているのが、思わず真剣に読んでいた。カウさんは東京で随筆専門の古書店らしいが、さすが読み込んでいるなぁと文章が良い。お客さんだったA氏との交流が胸を打つ。今度、東京行ったら寄ってみようか。なんていうか若若しい爽やかさがあるんだよね。物知りぶったんじゃない感じのよい文だと思う。
そのあと、四天王ラーメンで煮込玉子入りラーメン680円を食べて体を温めて休む。なんせ寒い中、たちっぱなしでおまけに慣れない雪道を歩くので変に足に力が入り痛いのだ。梅田から、また元町へ行こうかなとも思うがJRに乗ると遅れそうで阪神電車にしたら、あ、そうだ街の草へ今年最後に寄ってみようと気まぐれに思いなおし武庫川へ。まだ雪が残っているが晴れて気持が良い。しっかり開いていて、加納さんは本に埋もれてパソコンをしていた。挨拶して、パソコンを見ていたら、これこれと秘密の日記を見せられる。へぇこんな日記ブログあんのねぇと、しばしパソコンの前で読んでいたら、倉庫から帰ってきた加納さんが、焼き餅を熱々ではい。と渡したので食べると、めちゃくちゃおいしいお餅だった。それと焼き芋を半分いただく。やっぱ尼崎だなぁ。どちらも、おいしいの。ここは夏は冷房がなく暑いけど、冬は暖房が入っていた。詩歌の棚をあれこれ見てたら、宍戸さんの初期の本を奥から出してきて、これ読んだことある?と見せられ、いや読んでません。と驚く。三好十郎が好きなのだとかで、へぇこんな本出してたんだ。ここの倉庫は宝の山か。その時、スムースやブッキッシュを置いている棚に私の本も置いてくれるとかで、今度何冊でも持っておいでと言ってもらう。やっぱり気まぐれで来てみてよかったなぁ。無理したってうまく行かないものなのよ。