カゼ模様の週末

金曜あたりから、くしゃみが出てカゼかなぁと思っていたら、土曜の朝からどんよりと体が重く、午前仕事を終える頃には完璧なカゼの症状に。お天気は良いのに、しんどくて歩く気が起きないのがくやしい。
軽くお昼を食べて、家に戻り誰もいない部屋で風邪薬を飲んで蒲団に入ると、途端にうとうととなる。今週も忙しい週だったが明日は休み。一時間ほどすると家族が帰ってきて寝れないので起きていると、またどんよりカゼが出てきた。今の仕事場は毎日風邪の人が何十人も来るので、免疫ができてるらしく軽いカゼ気味位しかひかないのだが、おかしいなぁと思っていたら、娘が本格的なカゼだった。同じ症状なので、これだろな。夜は早めに寝ようと思いながら、休みだと思うとつい夜更かししたくなりドラマの杉村春子女の一生を見てしまう。ひどい早作りだけど、前の瀬戸内寂聴かましかな。もちっと時間と手をかけて作れよと、この手の二時間モノには思わされる。杉村春子の「女の一生」は舞台で一度観たことがあった。少女から晩年まで、当時70代だったお春さんを初めは、いつまでも主役をしないで若い女優に譲ればいいのにと客は話したが、舞台女優のすごさを私は感じた。すごい女優だと、観おわって感動した。テレビや映画じゃ出ない、舞台だからすごさがわかる女優さんて居るのだ。そのあと「欲望と言う名の電車」も観たが、これも素晴らしかった。ドラマで、少しでも本物の舞台を見せて欲しかったと思う。また、年末にでもどこかしてくれないだろうか。しかし、初めに出てくる杉田かおるのライバルは嫌味だったよなぁ。
珍しく夜遅くまでテレビを見たりしたので、日曜はやっぱり親子でカゼがひどい。前から行くと約束していたスキャナを貰いに、西宮の山の上まで車でうろうろ捜して行く。こんなところに人が住んでいるのかと思うような、場所だが家は結構建ってる。スキャナを千円で譲ってもらい、帰る道に満池谷(まんじだに)の看板があり、『火垂るの墓』で妹と穴に住んだあそこだと思うが、スキャナの家は、そこよりもずっと奥地で小説では満池谷は山の中みたいな感じだったのに、今は開発つうのか人が住むのに六甲山は頂上付近でも住む人がいるんじゃなかろうか。阪神間といえばそうだが、私はいやだなぁ。
スキャナをパソコンにつないで子がHPを作るのに、あれこれするものの結局うまくいかず。一度、やめて今月の、ほんの手帖を仕上げする。年末は忙しくてヒマが本当にないので、これが今年最後になるだろう。明日、コピーして送り始める積もり。おまけの去年もつけたハガキも用意した。