立ち直れず

しかしね、自分でも意外だった日本シリーズ阪神対ロッテの4連敗の余韻。4戦で10点取られたのが3試合、最後の4敗目も観ててもはがゆくなるようなパッとしないまま終り、別にファンだと思ったことはないが、地元ど真ん中で一度も試合を見たことがない千葉ロッテとどちらに肩入れするかって言やぁ阪神でんがな。今週も仕事から帰りテレビをつけて毎晩、見てたが、毎晩元気がなくなるのがよくわかった。なんていうのか、なんにもする気がなくなるの。ひどい試合をするもんだ。すこしタイガースファンの気持がわかるなぁ。
なので木曜まで、ほんとに家で半分病気みたいにゴロゴロして仕事だけ行ってたが、木曜は朝の仕事で、給料日だった。いつもなら、終わってからいそいそと出かけるとこだが、そんな気分にならず、それに疲れてもいた。夕方、それでもふらりと外にでて夕暮れの道を散歩していると、ビールが飲みたくなる。センチメンタルだね。
このままだと、どんどん出不精になってひきこもりそうだったが、金曜にもひとつ乗り気がしないが、行く用があったので、えいやっと電車に乗っていた。それでも遅めにでかけて元町についたのは午後1時ごろ。月の終りは各PR誌が出揃うし調べるものもある。今週は、本をみてあるいてないなぁ。「酒とつまみ」があって、ここはバックナンバーも置いてるが創刊号、二号はない。6号はまだある。7号からISBNコードがついていて、もうミニコミ誌ではなくなったてことになるかな。これは神戸だけかどうかわからないが、この雑誌を置いているJ堂とか幾ら捜しても見当たらない。前はレジカウンターの隅に隠れるようにあったが、それもなくなり今は私はどこにあるか知らない。ここはあちこち見て回るので、同じように見つけられない人は多いだろう。置いてます。と裏にはあっても、神戸ではっきり見つけられるのは海文堂だけ。なんだかね、大手は小さな前号までコードのない雑誌の扱いはかなりぞんざいなのかもだねぇ。「彷書月刊」もここにはなくて、別のダイ○内の方にやはり、すごくわかりにくいところにあるのだ。「酒つま」はここでもないけど。
そういう雑誌を大手で捜す自体がおかしいのかも知れない。いつ行っても欲しい雑誌を一番揃えてあるのは、三月書房。おお、あれもある。これもある。と行くとうれしくなる。「酒とつまみ」も勿論ある。「ブッキッシュ」も揃っている。「サンパン」も。ついでに言うと、裏の棚には「インテリア・オブ・ミー」もしっかり差してありました。
今月も先週の木曜に京都に行ったら、精華大学の人が月に三度来て宍戸さんに本を教えてもらい勧められた本を10冊買って帰る話しをしていたら、そばをやたらウロウロする若い男の子がおもむろに声をかけて僕も精華大学です。とかだった。なら「木野評論」読んだ?と聞くと、はい読みました。とかだが本をそんなに読んでいる感じではなくそれだけで帰っていった。先月までまだ暑くて汗が出たが、やっとハンカチで見苦しいほど汗をふかずに済むだけでうれしい。帰りに丸善の前を通ったが、なんやら閉めた周りを囲いがしてあったり看板も取り外され、一等地に異様な感じで、京の街も移り変わりが目まぐるしく結構、メイン通りの老舗が次にいくと携帯ショップになっていることも多いのだ。来月は、京都にまた行くつもりだけど、デパートも売上の悪い店もあるそう。山本さんは、今頃本の山の中でうんうんスリップを作っているかもしんないな。