お彼岸

秋分の日、お彼岸の真ん中になる。例年、去年より暑い日のような気がするのに、彼岸花はきっちりお彼岸になると咲くから、不思議だね。
この連休は、これと言った予定もなくヒマだが平日は反して、ずっと忙しい日ばかりが続いた。火曜から木曜まで、仕事場は休憩するヒマもない人がうわっと来た。病院は祭日や日曜は休むので、慌てて薬を貰いに来たり診察が多い。おまけに、いつもなら休みのはずの木曜が同僚から休みを変って欲しいと電話があり、変ったので午前中というか午後１時までしごとした後に、京都へ行くハメになって、その前にどうしても銀行へ寄っていかねばならず、そんな日に限って、先生が機嫌が悪くいやな気分になったりね。この詰めて休みをつなげる新しいカレンダーは、本当に迷惑する。
今週は月曜と金曜に「ブ」へ行った。どちらも祭日。そこしか行くとこないんかいな。と思うが、そうかもしんない（笑）　金曜はしかし本が動いていて『トコロテンの夏』沢野ひとし（角川文庫）を買った。この頃、文庫をよく買うし、よく読んでいるな。前に買った『回転木馬のデッド・ヒート』村上春樹（講談社文庫）と『猫めしの丸かじり』東海林さだお（文春文庫）も読んだな。そのあと三宮で『自動巻時計の一日』田中小実昌（河出文庫）や三月書房で目うつりしながら買った『志ん朝のあまから暦』古今亭志ん朝（河出文庫）も電車の中で読んだもんね。やはり涼しくなると本がよく読めるらしい。
それは良いけど、今月はうんざりするほど金欠でどうしようもないから、その反動もあるのかな。どうも湯川書房の本を買ってから、お金がない日々が続いているような気がする。へそくりが、きれいになくなってしまい、それどころか他に税金方面の督促がきて私にしたら大きな金額を無理して払ったり、そんなのが続いたので、なんだかなぁストレスが溜まりそうだよ。旅行にも行きたいけど、そんなので無理かなとか思うのはいやだしね。
これって９月後半は、結構あるんだろか。９月のお彼岸にしたら、今も３０度はある暑い日なのも夏のさなかみたいな気分で、なんだかズレるんだよな。