やっとホッとする朝

nae586252005-09-17

突然、秋らしい気候になった。木曜の朝から。それまで真夏日ばかりの暑苦しい日が二ヶ月近く続いていたので、心の底からうれしくなった。外を歩けば、空が青く澄んでいるのが目に眩しい。山が秋の風に心地良く吹かれているのが見える。秋って良いよね。
しかしホッとしたせいか油断したのか夏風邪をひいたらしく今週も疲れたな。夏が終わるのが、毎年うれしくなるが、9月は毎年めまいに襲われるので今年は用心しないといけないなぁ。
ソバ屋でざるそばを食べに行きたくなり、元町の「ざる八」でついに、ざるそばと肉入りを食べた。この日は、まだ暑い日だったから、ざるそばが冷えておいしかったし麺がシコシコして喉越しも良い。肉入り(牛肉の玉子巻き)も皆、一緒に食べていて私にはすこし多めだけど、二つ一緒に食べるのが良い。それに予想通りに、おいしかった。ここの、そばはうまい。それなら、次はぶっかけうどんと行きたいとこだが、木曜に待ち合わせて人と会った時は洋食を食べたいとかで、「いちぜん屋」でランチをいただいた。ここのランチも神戸らしい洋食でおいしかったから、今週は外食で贅沢をしている。ぶっかけうどんは、すこし先になりそう。
本屋で待ち合わせをしたので、すこし見て回ると村上春樹東京奇譚集』が新刊台にあり、書店員のKさんに言われる。この頃、古本で『村上ラヂオ』や『夜のくもざる』を夜よく読んでいて読みやすくてよかったので、ちらと気が動くが新刊は、なかなか最近は手が出ないな。すこし中を見ると今年、文芸誌に毎月発表していたのがあり、やはり「ブ」で買ってた「新潮」で読んだ短編なども入っている。サーファーの息子が外国でサメに食われて死ぬことから始まるの。作風がすこしずつ変るのはあたりまえだろうが、好きなんだけどどういうのかすこし、ぞっとするものが近作に多いような気がしてしまう。家を持ち長い引越し好きな生活から安定した居住になったのと、どこか関係するのだろか。私の勝手な願いで、できたら東ではなく、芦屋にできた新しい浜辺に建っている大きな別荘みたいな家に越してきて欲しいなぁ。あれ、人工なのだが変になつかしい気持になるし、すぐ傍に洋風の家がどんどこ建ちだしてるのだ。駅からだと車でなきゃ行けないし海は近いが夜なんか山の中の家みたいに暗いしさびしそうな不便な場所。ジョギングだけは、幾らでもできる。でも芦屋市で最寄駅は芦屋駅だもんな。通勤とかなけりゃ、毎日海辺を散歩して家でコーヒーを飲みながら小説が書ける。芦屋潮公園って名だっけ。