夢見る日々

この頃、ぼやっとしていると人気のないプールサイドで水に入り、ぼわんとしながら空を見ている夢を見ている。暑いのはダメだが、プールで水に半身を入れて冷やして、夏空を見ていた頃を思い出すんだろなぁ。その時は、どうってことないんだが夏になると、いつも郷愁のようにプールサイドの夢を見る。『風の歌を聴け』で出てきたプール。あそこに又行きたいね。
岡崎さんの日記を見ると、しばらく休み。とあった。こちらも夏休みなんだ。きっちり毎日更新していて、すごいなぁと感心するばかりだったけど、休みにするのもわかる気がしてます。疲れた時は無理しないで休むのが良いんだもんね。仕事は、なかなかそういう訳にはいかないけど、ブログ日記は仕事じゃないもの。それにメタローグが倒産したのも、すこしびっくりした。今って私が思うよりずっと出版業界は悲惨なのかも知れない。生き残りを計って、今以上に手段を選ばない売り合いがあるのかな。と言ってみても、私は自分でもどれだけ知っているものか自覚がないし、身近な本屋方面でパッとしない続きの現場を見るぐらいしかわからないものね。今年もボーナスがないと、ぼやきは聞こえる。ボーナスがないどころか、会社がない。に、なってしまうらしい。本を作るのも、なんだか出版社が共同出版だとか持ちかけて、ようするにお金を全部作者に出させて売ってやる。みたいな自費出版の案内が多い。それでも話が本決まりになると、直前に何十万も上乗せしてきたり、まるで詐欺まがいの本を出しているところはある。内容はどうでも良くて、お金が欲しい。それが出版社の本音だが、そうは絶対に言わない。すこし知ってる人なら、乗るはずがない企画にひっかかる人もいるのだ。
　そんな本が、突然送られてくることもある。はっきり言って要らないが、そんな本はしばらくして「ブ」行きになるのだなぁ。